銀行ぎんこうに預あずけた日々ひび
数かぞえては眠ねむりにつく
彼かれがみる意味いみのない夢ゆめは
ほんとうに意味いみがなかった
底そこなしに
味気あじけのない朝食ちょうしょくをとり
水気みずけのないオレンジを切きる
象かたどれない想おもいも同おなじ
彼かれらしい手際てぎわの良よさで
切きり離はなす
ドアをあけて
エレベーターに乗のって
彼かれは想おもう
訪おとずれる死しを想おもう
暗くらがりに預あずけた肩かた
疲つかれきり上着うわぎを脱ぬぐ
彼かれがみる意味いみのない夢ゆめは
唯一残ゆいいつのこった彼かれのユニーク
銀行ginkouにni預azuけたketa日々hibi
数kazoえてはeteha眠nemuりにつくrinitsuku
彼kareがみるgamiru意味imiのないnonai夢yumeはha
ほんとうにhontouni意味imiがなかったganakatta
底sokoなしにnashini
味気ajikeのないnonai朝食chousyokuをとりwotori
水気mizukeのないnonaiオレンジorenjiをwo切kiるru
象katadoれないrenai想omoいもimo同onaじji
彼kareらしいrashii手際tegiwaのno良yoさでsade
切kiりri離hanaすsu
ドアdoaをあけてwoakete
エレベerebeータtaーにni乗noってtte
彼kareはha想omoうu
訪otozuれるreru死shiをwo想omoうu
暗kuraがりにgarini預azuけたketa肩kata
疲tsukaれきりrekiri上着uwagiをwo脱nuぐgu
彼kareがみるgamiru意味imiのないnonai夢yumeはha
唯一残yuiitsunokoったtta彼kareのnoユニyuniークku