随分ずいぶん遠とおくまで来きた僕ぼくらは
得えたモノと引ひき換かえに
失うしなっては気きづいて
また失うしなってきたいくつもの
宝物たからものがある
生いきる事ことの意味いみや価値かちを
見出みだせずに彷徨さまよっていたのに
暗闇くらやみに差さし込こむ声こえが
いつだって…
灰はいになるその日ひまで
どれほど時間じかんが残のこされていて
僅わずかならば僅わずかでも構かまわない
現うつし世よに刻きざむ 僕ぼくの生いきた証あかしを
今いまは亡なき彼かれがまだ
僕ぼくの胸むねの奥おくで生いきていて
孤独こどくの朝あさも越こえてこれたから
いつの日ひか僕ぼくも彼かれに近ちかづけたなら
溶とけてゆく雪ゆきのように
この生命せいめいにも終おわりがあり
故ゆえに儚はかなく輝かがやける
灰はいになるその日ひまで
どれほど時間じかんが残のこされていて
僅わずかならば僅わずかでも構かまわない
現うつし世よに刻きざむ 僕ぼくの生いきた証あかしを
随分zuibun遠tooくまでkumade来kiたta僕bokuらはraha
得eたtaモノmonoとto引hiきki換kaえにeni
失ushinaってはtteha気kiづいてduite
またmata失ushinaってきたいくつものttekitaikutsumono
宝物takaramonoがあるgaaru
生iきるkiru事kotoのno意味imiやya価値kachiをwo
見出midaせずにsezuni彷徨samayoっていたのにtteitanoni
暗闇kurayamiにni差saしshi込koむmu声koeがga
いつだってitsudatte…
灰haiになるそのninarusono日hiまでmade
どれほどdorehodo時間jikanがga残nokoされていてsareteite
僅wazuかならばkanaraba僅wazuかでもkademo構kamaわないwanai
現utsuしshi世yoにni刻kizaむmu 僕bokuのno生iきたkita証akashiをwo
今imaはha亡naきki彼kareがまだgamada
僕bokuのno胸muneのno奥okuでde生iきていてkiteite
孤独kodokuのno朝asaもmo越koえてこれたからetekoretakara
いつのitsuno日hiかka僕bokuもmo彼kareにni近chikaづけたならduketanara
溶toけてゆくketeyuku雪yukiのようにnoyouni
このkono生命seimeiにもnimo終oわりがありwarigaari
故yueにni儚hakanaくku輝kagayaけるkeru
灰haiになるそのninarusono日hiまでmade
どれほどdorehodo時間jikanがga残nokoされていてsareteite
僅wazuかならばkanaraba僅wazuかでもkademo構kamaわないwanai
現utsuしshi世yoにni刻kizaむmu 僕bokuのno生iきたkita証akashiをwo