連つれにはぐれた 鴎かもめが一羽いちわ
風かぜにこごえる 北きた岬みさき
憎にくさ恋こいしさ たよりなさ
〆しめて三筋みすじの 三味線しゃみせん抱だいて
津軽つがるじょんから 流ながれ旅たび
女おんなごころを 凍こおらせながら
いつか霙みぞれが 雪ゆきになる
よされよされの 怨うらみ節ぶし
きいて涙なみだを こぼしてくれた
津軽つがるじょんから 旅たびの人ひと
春はるの足音あしおと しのんで耐たえて
つなぐかぼそい 夢ゆめあかり
情なさけ深浦ふかうら 情なさけ船ぶね
沖おきをみつめて 角巻かくまき噛かめば
津軽つがるじょんから 雪ゆきが舞まう
連tsuれにはぐれたrenihagureta 鴎kamomeがga一羽ichiwa
風kazeにこごえるnikogoeru 北kita岬misaki
憎nikuさsa恋koiしさshisa たよりなさtayorinasa
〆shiめてmete三筋misujiのno 三味線syamisen抱daいてite
津軽tsugaruじょんからjonkara 流nagaれre旅tabi
女onnaごころをgokorowo 凍kooらせながらrasenagara
いつかitsuka霙mizoreがga 雪yukiになるninaru
よされよされのyosareyosareno 怨uraみmi節bushi
きいてkiite涙namidaをwo こぼしてくれたkoboshitekureta
津軽tsugaruじょんからjonkara 旅tabiのno人hito
春haruのno足音ashioto しのんでshinonde耐taえてete
つなぐかぼそいtsunagukabosoi 夢yumeあかりakari
情nasaけke深浦fukaura 情nasaけke船bune
沖okiをみつめてwomitsumete 角巻kakumaki噛kaめばmeba
津軽tsugaruじょんからjonkara 雪yukiがga舞maうu