楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
陰獣
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人間椅子
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森の木陰でドンジャラホイ シャンシャン手拍子足拍子 小人の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色
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無情のスキャット
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人間椅子
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この世に天使がいるものなら 私の頬にも恵みをくれ 報わることない労苦背負い 日陰に佇むこの私に
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杜子春
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人間椅子
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お父さん 黄泉路の国でお達者でしょうか お母さん その後お体変わらずいますか
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ヤマさん
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人間椅子
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ヤマさんはヤマさん あとは知らない 女に学問 なにも知らない たいそう働き
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悪魔と接吻
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人間椅子
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真っ黒な薔薇で 俺を打ってくれ 滴る血潮で 息もつけぬほど 不埒な言葉を
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さらば世界
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人間椅子
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底知れぬ闇 いまわの際のこの世界 偽りの愛 聖母の頬に血が伝う 逃げ出したいさ
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どっとはらい
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人間椅子
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空は青いな書き割りの 夕べに蛙の雨が降る 破れかぶれの地平線 結膜炎が覗き込む
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黒猫
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人間椅子
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暗い 暗い恩讐の道の果て じっと 虚空見つめる双つの眼 黒い
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菊花の数え唄
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人間椅子
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ひとつ 人なら情篤く ふたつ 武士なら義理堅く みっつ
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屋根裏の散歩者
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人間椅子
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生きてるふりに 疲れた男 死ぬことそれも いっそう怖い 退屈だけが
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マダム・エドワルダ
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人間椅子
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飾り窓から 涅槃が見える 虚無と脂粉の 曼陀羅絵巻
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地獄のアロハ
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筋肉少女帯
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退屈な日々 ふぁー 地獄でも開かねーかな あ、開いた アロハオエ
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愛の法則
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人間椅子
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黄昏の街に佇んだ 自然と涙が溢れ出た 今日という日には もう再び出遭えない
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此岸御詠歌
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人間椅子
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果たしてここはどこなのか 果たしてそこはどこなのか どこでもあり どこでもない ここにもあり
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品川心中
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人間椅子
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飯盛の宿品川の 朝は衣々山は富士 ええこちゃエー ええこちゃエー
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胡蝶蘭
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人間椅子
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朝靄と語り 夕立と歌う 健やかにただ咲いた 愛しい花よ
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君は千手観音
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UNDERGROUND SEARCHLIE
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暗いお堂に一人立ち 極楽浄土のサウンドで踊る 観音! 千手・千顔 戦慄の
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りんごの泪
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人間椅子
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山の鵥があはれと啼くたびに 村の娘はりんごを一つもぐ なぜ なぜ りんごは思う
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蜘蛛の糸
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人間椅子
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ここはどこじゃいな 硫黄華咲く徒し野の 闇に木霊する 嗚咽慟哭すすり泣き
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時間からの影
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人間椅子
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星雲の静寂には 無慈悲な神が御座すとか 黄金の玉座にて 銀河の夢を聞こし召す 悍ましい尊顔は
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羅生門
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人間椅子
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朱雀大路の地平に 諸行無常の陽は落ち はるか艮の母よ 明日我は旅立ちぬ
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深淵
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人間椅子
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天をつんざき稲妻が降ってくる 眠ったままの魂を醒ますため 光の腕は心臓をわし摑み 容赦などせず滝壷へ投げ入れる
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月のアペニン山
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人間椅子
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幸せをつかむにはあまりに か細い指 喜びを抱くにはあまりに か弱い腕 ただ僕のかたわらで静かに
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虚無の声
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人間椅子
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地下室を出てみよう 世の中を見てみよう まっさらに 信じられないけど
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悉有仏性
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人間椅子
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頭で煩悶しても 幸せ一つ見つからない 体は仮の宿りで 心の中に故郷がある
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桜爛漫
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人間椅子
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花咲く卯月は 誰の気持ちもそぞろ 恋の予感に柳が揺れる 過ぎ行く季節を 惜しみほころぶ桜
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十三世紀の花嫁
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人間椅子
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ルルル 心に灯を ルルル 面に微笑みを ああ
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今昔聖
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人間椅子
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今は昔の荒れ野で 聖は泣いている 聴く人もない祈りを ひたすら誦んでいる
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人面瘡
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人間椅子
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吉原もいつしか小夜ふけて 戦慄の笛竹むせび泣く 菖蒲太夫に岡惚れ徒情け 乞食男の子の無念の調べかな
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賽の河原
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人間椅子
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これはこの世のことならず 賽の河原の物語 親にはぐれた嬰児の 人のあはれと泣き止まぬ
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