最近は余生を楽しんでいるくらいの気持ちです(笑)。
――Pileさん自身、つねに勝負を仕掛けながら活動をしている方??
Pile:そうですね、「ラブライブ!」の経験を通して大勝ちしたぶん、今度は、ソロとして大勝ちをしようと少しずつ勝負を重ねている状態が、今。と言いながら、最近は余生を楽しんでいるくらいの気持ちです(笑)。
――余生を送るって、ぜんぜん若いじゃないですか。
Pile:そうなんですけど。すごく短時間で想像も付かないところまで作品(「ラブライブ!」)を通して経験出来たからこそ、そう思ってしまうのかも知れません。あのときはあのときで、毎日がめまぐるしいほどの忙しさ。目の前にやることがいっぱいあれば、一つ一つを経験するたびに楽しさを覚えていました。
本当はそれをゆっくり噛みしめたかったけど、すぐに次の挑戦が始まれば、ソロ活動も、その忙しさの中で平行してやってきたことのように、本当に駆け抜けた毎日でした。今は、一つ一つをゆっくり噛みしめる余裕も生まれていることから、その行動を噛みしめている感覚も強いんですね。だから、「ホント余生だよね」なんてことをチームの人たちと言ってるのかも知れません(笑)。
――やはり、心に余裕があった方がいいんでしょうね。
Pile:何事も、「その時の良さ」ってあるんですよ。忙しすぎてもちゃんとこなしていくという極限の状態で出てくる良さもあれば、心に余裕を持てる中、一つ一つの行動をしっかり噛みしめてゆく中で生まれる良さもある。たまたま今の時期は、以前に比べたら心に余裕を持ちながら活動しているので、余生を楽しんでいる感がわたしの中にあるんだと思います(笑)。
――『BJ』の中、「ここを聴いて欲しい」というポイントも、ぜひ教えてください。
Pile:サビの「ナイナイばかりじゃ進化できない」のところと、「くるくるばかりじゃ信用できない」のところです。作詞家の方に「聴いた人たちの頭の中に、ナイナイやくるくるという言葉が残ればいいなと思って書いた」というのを聴いたことから、そこの部分は、あえて歌い方の癖を強めて歌っているように、ひっかかりの一つとして聞いてもらえたら嬉しいなと思います。
――言葉がひっかかることで、その楽曲に対する印象も変わりますからね。
Pile:そうですよね。先程お話ししましたが、『BJ』はブラックジャックの勝負をしているときの様を描いた内容。その歌詞へ、どんな風にナイナイやくるくるという歌声の特性が反映しているのかも聞いて楽しんでください。
――C/Wに収録した『Night Garden』も、耳に残る歌じゃないですか。
Pile:ミドルテンポな曲調であり、『BJ』ほどの激しさはないですけど、この歌の中にも強さを込めて歌いました。『Night Garden』の作詞は女性の方。わたしの楽曲の場合、女性の作詞家さんが書くことがとても少なかったこともあり、わたし自身が「女性が書くとこういう表現や想いになるんだ」と感じました。
これは、どの曲にも言えることですが。ライブに関しては、あえて音源とは表情を変えた歌い方をしています。それこそ歌声一つを取っても、「CDでは、ここを綺麗な声で歌っているけど、ライブは少しかすれた感じを出したほうがいい」など、「ライブではこう歌うんだ」という違いも、ぜひ感じてください。きっと『BJ』も、今頃は、音源以上に激しく歌っているかも知れません(笑)。
▼Night Garden 歌詞
どうPileを印象付けてゆくか。そのための勝負の1枚。
――最新シングル『BJ』、今のPileさんにとってどんな1枚になりましたか??Pile:『BJ』の内容に掛けているわけではないですが、勝負の作品だなと思っています。というのも、ようやく「Pileってこういう感じの曲の人だよね」「この歌、Pileっぽいよね」という印象が根づいてきた中で経験出来たのが、昨年の日本武道館公演でした。そのライブを終えて、新たな1枚目となるのが、今回の『BJ』なんです。ここから、またどうPileを印象付けてゆくか。そのための勝負の1枚という意識で、わたしはいます。
――この作品が出る頃は、ちょうどツアー中ですね。
Pile:そうなんですよ。わたし自身も楽しみですが、それ以上に「みなさんに楽しんでもらいたい」想いを胸に、わたしは毎回のライブに臨んでいます。まして今回は、わたしの誕生日のためにみなさんと出会えるツアー。そのために、いろんな方々が各地から会いに来てくれるように、なんてラッキーなんだろうって思いますからね。
わたし、5月2日とゴールデンウィークの時期に生まれたので、学生時代ってゴールデンウィーク期間で休みが多い時期なのはもちろん、通っていた学校が創立記念日だったことから、誕生日当日に友達と会うことってなかったんですね。
なのに今は、こんなにも大勢の人たちにわたしの誕生日を祝っていただける。しかも、ツアー中の約一週間ほどの期間の中、何百人、何千人の人たちとその経験を重ねていけるので、こんな幸せなことはないと思っています。だからこそ、今回のツアーもすごく楽しみです。
――バースデーライブやバースデーライブツアーは、これからも毎年の行事にしていきたいことだ。
Pile:そう出来たら嬉しいですよね。誕生日をきっかけに、またいろんなところへ行けたら良いなと思っています。それに、シングルの『BJ』は、わたしにとっても勝負の曲。とても良い楽曲が生まれたからこそ、ここで大賭けの勝負を挑みたいなと思います。
TEXT:長澤智典
Photo:愛香
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