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【インタビュー】魔法少女になり隊が保育園児と大騒ぎ!?新作は、アルプス一万尺をモチーフに (1/3)

RPG系バンドの魔法少女になり隊が6月20日に、4th single『▶START』をリリース。今作は、アニメ『パズドラ』のEDテーマともなっており、楽曲もアニメの世界観に寄り添いながらも魔法少女になり隊らしいキャッチ―な一作に仕上がった。

もう一度やっていくぞ!っていう意味を込めた



――昨年9月のアルバムぶりのリリースになりますね。今回のシングルは皆さんにとってどんな一枚になりましたか?

火寺バジル:アルバムで一区切り終えて、次に新しく出発していくっていうのを作品に出したくて、それで今回のタイトルにもあるように『▶START』っていうタイトルにしました。
アルバムを出したことによって、1ランク上のステージに行ったっていう事もあって、そこからもう一度やっていくぞ!っていう意味を込めたっていうのもありますし、そういうのが表れたシングルになったのではないか?と思います。


――先にスタートというテーマが決まって、曲作りを始めた感じでしょうか?

gari:いえ、先にタイアップが決まっていて、そこから曲作りしました。で、タイアップは色んな人に広まるチャンスだから、なので何をしたら僕らとみんなが幸せかな?何をしたら僕たちがやる意味があるかな?と悩んだ末、面白いと思う色んなものを詰め込みまくろう、それがましょ隊(魔法少女になり隊)の魅力だからって結論に達したんです。
シングル一枚のテーマとしては、再スタートっていうのと色んなものを詰め込んだ入門というか、色とりどりな4曲でましょ隊を表した作品です。


――魔法少女になり隊を表したとおっしゃっていましたが、それはどういった表現だったのでしょうか?

ウイ・ビトン:楽曲での僕等らしさっていうのが、歌や各楽器のメロディだったり音色の種類とかの情報量の多さだったりするんですけど、一聴するとポップでキャッチ―っていうのが、すごく強みだなと思っていて。それをこの曲でもよく表現できたなって思っています。


――ポップでキャッチ―を極めた結果、あの有名な「アルプス一万尺」っていう所に辿り着いたんですね。


ウイ・ビトン:やっぱりタイアップが子供向けのアニメっていうのがわかっていたので、わかりやすさっていうのは重要だろうなって思っていて。今まで僕等が作った曲って、メロディーは、キャッチ―だけど、カラオケで歌う分には難しかったりするんじゃないかなって感じまして。
もっと音域を狭めて、極端な話、ドレミだけで曲を作ろうみたいなそんぐらいの気持ちでやっていたんですけど、いつの間にかみんなが知っている曲になっていったっていう…(笑)

明治:入口はキャッチ―でわかりやすいんですが、音楽的にも聴きどころ満載で、何度も楽しめる曲になっていると思います。


――ところで今の子供たちは「アルプス一万尺」を知っているのでしょうか?

ウイ・ビトン:知っていて欲しいですけどね。どんなんだろう~?

gari:幼稚園とか小学校でさすがにやるんじゃないですか?動画サイトで「アルプス一万尺」を踊っている若い子も結構いました。ペコ&りゅうちぇるさんもやってて、それを真似したのかな。なので、浸透しているはず!gari調べ!

ウイ・ビトン:うちの曲でも動画あげてくれたら嬉しいね(後日幼児がこの曲で踊りまくる動画がアップされていた)。


――振り付けとかは作られないんでしょうか?

ウイ・ビトン:今の所は出来ていないですね。

火寺バジル:ミュージックビデオが公開されたときに、女子高生とかが高速で「アルプス一万尺」をやってみたとか動画あげてくれたら嬉しいですね。

ウイ・ビトン:ミュージックビデオでも手遊びしてる様子は記録しているので。

火寺バジル:保育園に行って撮ったんですよ。ちびっ子たちと一緒に!


MVは、保育園の子供たちと一緒に



――子供たちと絡みがあるんですか?

gari:めっちゃ絡んでますよ。「男!女?カツラなの!?」みたいな感じで呼ばれたり(笑)

▲男か女かカツラなのか、わかりにくいgariさん

gari:でも嬉しかったのは、パズドラの曲っていうのを知ってくれていて、「パズドラの曲だ!」とか、「なんで何回もパズドラの曲やるの?」、「俺毎週見てるよ!」みたいな子たちもいて。

ウイ・ビトン:嬉しかったよね~ちゃんと知っててくれて。


――印象に残っている撮影のエピソードを教えてください。

火寺バジル:凄く元気で、人見知りをしない子たちでした。

ウイ・ビトン:子供って人見知りしないもんなんだね(笑)っていうぐらいみんなそうでした。

火寺バジル:みんな手引っ張って「遊んで遊んで!」みたいな感じでしたよ。向こうのパワーに圧倒されちゃって、クタクタでしたよね…。

ウイ・ビトン:すげー疲れたよね(笑)なんか高いのが好きらしくて、「抱っこして!」とか「おんぶして!」とか「肩車して!」ってすごくて。順番待ちでしたもん。僕、腰が痛くてしょうがなかった笑。

gari:誰かがやると「俺もやってよ!」「私も私も!」になっちゃうからね…。

ウイ・ビトン:順番無視してる子、いっぱいいた(笑)

全員:(笑)

火寺バジル:そこの保育園、ヤギを飼っているんですけど、今回のミュージックビデオにも「アルプス一万尺」の感じにかけてちょっとだけヤギが出てくるんですよね。


――ヤギも出演者なんですね!


ウイ・ビトン:そうなんです。僕、おにごっこしてて、捕まったら牢屋に入れるって言われたんですけど、その牢屋がヤギ小屋だったっていう…。

明治:絶対嫌だ。

ウイ・ビトン:ヤギ小屋に閉じ込められる所だったんだけど、ヤギ小屋の隣ら辺で済んだんですよ。

明治:子供たちにも情けはあったんですね。


――遊んでもらった感じになったんですね…

全員:(笑)

ウイ・ビトン:僕がね(笑)


火寺バジル:いつもは演奏シーン多めで、かっこいいものが多いんですけど、今回ははしゃいでいる所とかも映っているから、どういう人たちがやっているんだろう?っていうのがわかりやすいものになっているんじゃないかなって思います。その辺も踏まえて、ミュージックビデオを楽しんでもらいたいです。

ウイ・ビトン:素の顔が出ちゃってます!

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