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ストレートな歌詞が魅力!眩暈SIRENがキテる!

眩暈SIRENを知っていますか?眩暈SIRENは、ロックでクールな曲調から光を使ったPVの演出まで、とっても個性的なバンドなんです。今回は、眩暈SIRENの独特な世界と、おすすめの歌詞について紹介します!

福岡県から全国へ!眩暈SIRENとは?


2014年に福岡県で結成されたバンドです。ライブ活動を活発に行い、活動の拠点である九州から、現在では全国的に活躍の場を広げています。

●メンバー紹介
◎京寺(Vo.)
ハスキーで美しく、クールな声をしたヴォーカリストです。甘すぎない声質には、英語の歌詞も似合います。美しい声、激しい声、一瞬の気だるげな声など、姿を見せない分声で表情を作っています。作詞もしています。

◎オオサワ レイ(Gt.)
痛みを示すような唸り声を楽器によって表現しているかのようなギタリストです。ギターはロックサウンドといった印象で、力強い音で遊ぶように弾きます。ギターだけでなく作曲も担当しており、作曲家としても力があります。

◎森田 康介(Ba.)
森田康介のベースは、激しく動く上に情緒や熱量のこもったものです。音楽の基盤としての役割はもちろん、楽曲に彩と疾走感を与えるようなベーシストです。

◎ウル(Piano&Vo.)
少しピコピコとしたサウンドもレトロで、音楽的にも面白みのある、個性的なキーボーディストです。美しいピアノの旋律が、ロックな楽曲と対比され、楽曲の良いスパイスとなっています。

◎NARA(Dr. )
激しめのかっちりとしたドラムを叩き、眩暈サイレンの楽曲を支えています。シャンシャンと軽快に鳴るシンバル音もアクセントになっていて、心地よいグルーヴを生み出すドラマーです。

眩暈SIRENのおすすめ歌詞3つ!

夕立ち


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立ち止まる事を恐れて 逸る気持ちの後ろ泣く誰か 取り残されている
夕立ち晒しの人形を 拾う者などいない
面影も遠くで さよなら 別れを告げている
もう取り戻せない所で 眺めているだけ

思想が違うなら欠陥か
安直だって言ってんだ
誰に言うでもなく 零す
取り繕う表面上と裏腹な本音が
そこを代われよと叫んだ
≪夕立ち 歌詞より抜粋≫
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眩暈SIRENの『夕立』は、少年サンデーが原作のテレビアニメ、「からくりサーカス」のエンディングテーマです。からくりサーカスは、ちょっとピエロ(アルルカン)が登場する、少しメルヘンでゴシックな雰囲気のアニメです。

「思想が違うなら欠陥か 安直 だって言ってんだ」という歌詞からは、自分と違った人物を受け入れない風潮を風刺していることが読み取れます。

次に、「取り繕う表面上と裏腹な本音が そこを代われよと叫んだ」という歌詞からは、人と違った考え方を受け入れない風潮に限界を感じ、強い感情が湧き上がってきた様子が想像できます。

直接的すぎない表現の歌詞が、ミステリアスな雰囲気につながっていて、とてもかっこいいし売れるんだろうなと言うバンドです。PVの魅せ方にもクセが強すぎずおしゃれです。楽曲は、ロック感が心地よく、万人受けしやすい音楽性です。

これらを踏まえると、眩暈SIRENはこれからさらに進化し、モンスターバンドになる可能性を大いに秘めています。

曲調は、ピアノが効いていてかっこいいです。PVの光の演出も切なくて良いですね。

偽物の宴


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忘れ去られた日の片隅
歩く人の川に沿って消える
雑踏となり先を急ぐには
人としての鮮やかさは邪魔だ

列を乱す事を恐れて
眠る人の末路なぞり消える
下手に目を付けられず生きるには
人としての華やかさは邪魔だ

路頭に迷わされ錆び付く意思も
すでにこの身に馴染んで手放せない
言い放ったその言葉は
とっくの昔に誰かが言ってた
≪偽物の宴 歌詞より抜粋≫
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ロックなイントロがかっこいいですね。また、歌詞も考えさせられる深い内容ですよね。自分を持つって事は難しいし、紡ぎ出した言葉も実は自分だけが発言したものじゃない。そうなると個性って一体何なんでしょう。そんなことを考えさせられる歌詞です。

和風ロックな雰囲気のバンドは他にもいくつかありますが、ここまでメッセージ性の強い、メッセージが直球で伝わってくるバンドはなかなかいません。

なお、メンバーのプロフィールは公式にも詳細にはなく、気になる方も多いでしょう。しかし、だからこそ、この妖艶な雰囲気を醸し出していて、ストレートに感情が伝わってくるのです。

また、偽物の宴は、自分の個性がわからなくなった時にこそ、おすすめの楽曲です。個性なんて難しく考えても、私が私であること以外に個性を探すのってなかなか難しいんです。この曲を聴けば、私は私でいて良いんだ、という気持ちになります。

曲調が和風でかっこいい、との声が、ネットにも多数上がっています。

和風ロックな雰囲気が好きなら、眩暈SIRENの『偽物の宴』はイチオシです!

その嘘に近い


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if the world
be changed by a kind
we would't have any trouble

幾つもの真実が目を眩ませる
この場所で何を信じれば正しい?
今日も何処かでまた誰か死んだ
悲しみの声は偽りじゃないか
大切な物も疑い始めた 自分の嘘を
≪その嘘に近い 歌詞より抜粋≫
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眩暈SIRENの「その嘘に近い」は、ロックで哀愁漂う雰囲気が魅力の楽曲です。世界の全てを疑いはじめるとキリがありませんが、何も信じられなくなる瞬間は、誰にでも起こりうる感情です。そんな感情を憂えるような歌詞と言えます。

楽曲も含めミステリアスな雰囲気なので、純粋に音楽として楽しむことができるのが、その嘘に近いの魅力です。

こんな世の中嫌になった、なんてネガティブになっている時でも、この曲を聴くと共感でき、前を向けるのではないでしょうか。ネガティブな思考にはまってしまっている時にこそ、おすすめの楽曲です。

YouTubeのコメント欄でも、かっこいい、惹きこまれるものがある、との声が続出しています。ぜひ、眩暈SIRENの『その嘘に近い』を聴いてみてください。元気になれますよ。


眩暈SIRENは音楽性が高く、歌詞も切なくて、これからさらに進化しそうなバンドだということがお分かりいただけたでしょうか?

是非、眩暈SIRENの世界観を堪能してみてくださいね!

TEXT カッパナスビ

《メンバー》 Vo. 京寺 Gt. オオサワ レイ Ba. 森田 康介 Piano&Vo. ウエノルカ Dr. NARA 2012年に福岡で結成された5人組ロックバンド。Vo. 京寺の描く厭世的な歌詞の世界観とバンドの直情的で激しいトラックが、日常の閉塞感や息苦しさ、それを覆う無力感を表現している。 夢も希望···

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