──だからこそ、リード曲になっているんですね。「おやすみの前 あくびをして だいすきと笑う時間が好きで」って歌詞、めっちゃスイートですよね。誰が書いたのか気になってました(笑)
SHUNGO:恋愛ドラマをめっちゃ観ました。なんか、いろんな恋愛の、YouTubeであさって、いっぱい見て、インスピレーション沸かして、みたいな。
──『アイのうた』の歌詞は全部日本語ですね。
SHUNGO:そうですね。僕、けっこう英語を入れたがる癖があるんですけど、『アイのうた』は初めてっていうぐらい、英語を入れなかったですね。
──ちなみに、ファンの方にも言えるような歌詞ってことでしたけど、けっこうみなさんライブされてるらしいじゃないですか。すごいですよね、年間どれぐらい?
RYO:どのぐらいですか?
あっくん:今回の特に多いですね。
SHUNGO:100本ぐらいじゃないですか?
──年間100本以上ってすごい数ですよね。みなさんにとってライブとは…?
RYOTA:僕はもう全てですね、ライブが。
曲作るのも、自分たちの曲でみんなで騒ぐとか、僕たちの思いを受け取ってもらうためとか、日々生きる活力にしてほしいとか、そういうためなんで。
僕も、めっちゃしんどいこととか、そりゃ怒られることも、へこむこともあるけど、全部ライブで報われます。ライブは僕の音楽全てです。
あっくん: RYOTAも言った通り、DREAM MAKERは、CDでも聴いてもらえるんですけど、やっぱりライブに来てもらったらわかるんですけど、僕たちのパワーだけが放たれてるわけじゃなくて、聴いてくださるファンのみなさんのパワーとのぶつかりあいと言うか、みんなで作ってるライブなので、なんて言ったらいいんだろうな、みんなの愛の場所っていうか。
ほんとに必要不可欠な場所って、ライブは思いますね。
RYO:ライブは、自分の居場所ですかね。なんか、曲作っても聴いてもらえる人がいなかったら全然意味ないんで。
まあ2人も言ってくれたんですけど、音源じゃ伝わらないその場の空気感とか表情とか。そういうものが全部、伝わるし。
たぶんこの5人ステージに立ってないと、報われないというか、やっぱそこで全てが伝わると思うんで。自分たちの居場所かなと思います。
呼吸のような、ありのままの自分でいれるんですね、やっぱりライブっていうのは。
SHUNGO:ライブはホームって感じですね。
僕らにとっても、全国各地ライブで回らさせてもらってるんですけど、やっぱり帰ってきた感っていうのがあるし、それを感じさせてくれるお客さんがいてくれる。
その有難い気持ちと、やっぱり来てくれるみんなにとっても、DREAM MAKERのライブはホームであり続けたいなって。
「またDREAM MAKERのライブに帰ってこれた。明日からまた頑張ろう。」そう思ってもらえるような場所になりたいし、俺らにとってもそういう場所なんですよね。
──これからDREAM MAKERがどんどん大きくなっていっても、ライブの本数は減らさず頑張っていきたいなって感じですよね。
RYOTA:いやあ、減らしたくないですね。
──やっぱりみなさんの曲って、どれもライブのイメージがしやすいかもしれない。やっぱ曲作るときはライブ、イメージしながら作る感じなんですかね。
RYOTA:ありがとうございます。そうですね、それは入ってくるかもしれない。曲によっては、ほんとに部屋で叫びながら曲を作るとか。飛び跳ねながら。
SHUNGO:ほんまなんですよね、これ。
RYOTA:ぐわーって飛び跳ねながら、出てきた言葉、「おっ、それいいやん!」みたいな、そのまま使ったり。
──初めて聞きました、その作り方は。
RYOTA:傍から、ずっと制作見てたら情緒不安定グループ。はしゃぐし、いきなり静かになって考えだすし。
あっくんはたまに壁に向かってずっと「はっ」(として、空中でピアノを弾く)ってやってるんですよ。
SHUNGO:壁に向かってピアノ弾きだすんですよ。思いついたら、来た!みたいな。
RYOTA:頭の中で全部、音を整理してるんですけど、僕らからしたら意味がわかんない。
あっくん:僕、なんか、耳に入ったやつを弾いちゃう癖があって。そこの現場にピアノがないと、壁を弾いても頭の中で音鳴ってるんですよね。
──なるほど、ありがとうございました!『アイのうた』のミュージックビデオについても伺いたいのですが、ストーリーは学生さんが主人公でしたよね、出てらっしゃるの。
YASU:あれ、ほんとは僕の彼女なんです。
RYO:アホちゃう!
あっくん:嘘です、嘘です!
YASU:すいません、嘘です。
SHUNGO:なんか爽やかな曲なんで、そういう学生であったりをイメージしてもらったら。
RYOTA:青春の。
SHUNGO:もちろん老若男女いろんな幅の方に聞いてもらいたいんですけど、イメージしやすいのはやっぱり爽やかな男の子と女の子なのかな、みたいな感じで、ミュージックビデオは作ってもらいましたね。
──それにしても、やっぱ歌詞甘いですよね。
SHUNGO:やめてくださいよ、そう言われたら恥ずかしい。
──みなさん、受け取ったときどうでした?この歌詞を。
あっくん:僕はシンプルに好きやって。
RYO:「甘い」でかぶせるところやろ、今。
あっくん:僕はすごいシンプルにスイートだな、と思って。
SHUNGO:やめなさい。
RYOTA:俺もシンプルにもらったとき、スイートやな、って。
SHUNGO:嘘つけ!
RYO:あ、でも確かに、最初はスイートやなって。
SHUNGO:何言うてんねん。
RYO:YASUくんは?YASUくんは?
YASU:俺はもう…
SHUNGO:ちゃんと乗れ!!
あっくん:言わんかい!流れてきとんねん。
RYO:しかも俺が振るまでボーっとしてた。
──(笑)!ノリ関係なしに言うと?
あっくん:僕はすごい好きやって、なんかドリメらしいって言うか。
僕トラック発信なので、どんな感じで来るんやろってすごい楽しみにしてたんですけど、SHUNGOが上げてくれたやつ聴いたときに、シンプルに「めっちゃいいなー」っていうか。
SHUNGOにトントン、って。「いいやん」って。
SHUNGO:そう。嬉しかったー、あのとき。なにお前、このチビ、って思って。内心めっちゃ嬉しかったです。
RYOTA:スイートでしょ?
あっくん:マジ甘い。
──あ、ちなみに電話のセリフのとこ、どなたですか?
RYOTA:そりゃあ、スイートしかいないでしょ。
あっくん:ミスター・スイートですよ。
RYOTA:僕ら、そんなスイート出せない。
SHUNGO:俺のこと「スイート」って呼ぶのやめろや!
──「なんでやねん」のとこ、マジでヤバいんですけど。
SHUNGO:ほんまに照れるわ、これ。あれはレコーディングのときに…
RYO:(笑)
SHUNGO:ちょっと、やめなさい。
いやでも、ちょっとね、スタッフさんにレコーディングのときに関西弁でセリフ入れてって言われて。「えー、何しよ」みたいな。俺も苦手なんで、そういうの。
ちょっと、とりあえず、言いそうなことをまとめて、1人でマイクに向かって「もしもし」「なんでやねん」とか言って(笑)!
あっくん:でもライブでも、そこをするんですけど、お客さん1人に向かってラップするんですよ!だからみんなも「そこ嬉しい」とか「そこ好き」って言ってる方も多いですね。
2016年2月に結成した「RYOTA」「YASU」「SHUNGO」「あっくん」「RYO」からなる関西在住5人組エンターテイメントボーカルグループ。 大阪でストリートライブから活動を広げ、日本全国を車でまわり、行ったストリートライブは100本以上。 そして2019年2月27日にmini album 「WE ARE DREAM MAKER···