──どこかに行ったり?
あっくん:(RYOTAと)僕らはアメリカ自然史…
──別行動!?
RYOTA:もちろん!
あっくん:なんなら、RYOTAとも別行動なんですけど。アメリカ自然史博物館行ったりとか。あとアポロシアターに3人行ってきたりとか。
RYOTA:好きなことがバラバラなんですよね。
あっくん:ブロードウェイ観に行ったりとか。
SHUNGO:美術館に行ったりとか。あとはSOHO行ったりとか。
YASU:ジャズバーとか。
SHUNGO:でも僕が1番良かったのは、ストリートミュージシャン。
バケツをドラムにして2人でラップするみたいな。それもけっこうアツいことを言ってて、やばって思いました。
やっぱりなんか自分の人種とか、そういうカルチャー的なものを音楽に乗せてるから熱量がすごい伝わってきて。俺も音楽してる立場やったら、これ観れて良かったなって思いました。
RYO:ニューヨークは僕、個人的に3回目ぐらいだったんですけど、ほんとの素人さんが出てるアポロシアターを観るのは初めてで。
素人さんやからそんなに場慣れしてるわけでもないねんけど、それこそほんまに魂から歌ってるような。
お客さんもやっぱそれを楽しみに来てるんで熱量もすごいし、あとシビアなんで駄目だったらブーイング。それもおもしろいなと思って。
SHUNGO:ドリメのファンも似てるよな。僕らのライブとかでも、もう上がるときヤバいんですよ。
でも、全然おもしろくないな、と思ったときにシーンってする。俺らMCとかな、めっちゃ滑る。それって海外に通ずるもんあるな(笑)。
──毎公演アポロシアターなんですね(笑)。特典映像も楽しみです。
RYOTA:絶対楽しい!
音が勝手に連れて行ってくれる…
──『Paradise』。音、トラック超かっこいい!これも音先行で歌詞付けていったような感じですかね。あっくん:なんかアゲ曲はすごいたくさんあるんですけど、いつもと全然違うアゲ曲。
SHUNGO:嬉しかったのが、ファンのみんなが勝手にあおりみたいなのを作りだして。新曲披露だったのに全然新曲感出してこぉへんもん、ファンのみんなが方が(笑)。
あっくん:お客さんの対応能力がすごい上がってるなっていうか、レベルがすごいなって。
RYOTA:誰よ。
SHUNGO:ポケモントレーナーか!
──確かに、自然となんかしやすいかもしれない。音が勝手に連れてってくれるっていうか。そんな感じある。
SHUNGO:「音が勝手に連れてってくれる」
RYO:歌詞にしましょう。
SHUNGO:Yeah!!「音が勝手に」
全員:「連れてってくれる」
SHUNGO:やっば。カッコええ!えぐっ!嬉し!そんなん言われるようになったぞ。
──そして最後の曲、『今日も明日も明後日も君に恋してる』。ゴリゴリのラブソングですが、歌詞によると、記念日忘れる系男子なんですね、みなさん(笑)。
RYO:僕は忘れませんよ。
SHUNGO:僕も忘れないですよ。そこ書いたのRYOTAです。
RYOTA:この曲は、僕がトラックとメロディーも歌詞も基盤を作って、みんなに修正してもらった曲なんですけど…。僕は忘れる系男子ですね。
SHUNGO:これ歌ってるときは俺らも忘れる系男子になってるけどね。
RYO:なりきってます。
RYOTA:1年記念日とかは覚えてますけど、1か月とか2か月とかは忘れちゃうんですよ。1年は覚えますよ!?そりゃ!当たり前に!
SHUNGO:なに、ニヤニヤしてん。
YASU:俺、逆かもしらんわ。最初の1か月、2か月、3…は覚えてるけど、2年、3年になってきたら、もうわからんくなる。
RYOTA:それもう記憶力やん。
この曲は、恋バナとかでも友達にも話せないような日常の会話とかを入れたくて。
──確かに。「寝顔にキス」はヤバいと思った。(笑)
全員:(爆笑)
RYOTA:それは、それは…
SHUNGO:ちょっとバカにしてるよな。
RYO:いや、やっぱでも女性目線からの意見ですから。
SHUNGO:やっぱね、寝顔にね、どんどん音が勝手に連れてってくれる(笑)。
YASU:やっば。
SHUNGO:「寝顔に内緒で…」あ、ヤバい、キスしちゃう、みたいな。
RYOTA:おぉ、音が連れてってくれるぜ、みたいな。
YASU:それ口に?
RYO:それはええやん、別に。
あっくん:どこでもええやん。ほっぺたかもしれんし。
YASU:ほっぺた?
RYOTA:寝てる口にチューはあんませえへん。
──いやぁ、キモイ!(笑)
RYOTA:それはキモいよ。
YASU:俺、口やと思ってた。
RYOTA:どうする?口開いてたら。
YASU:口めちゃ開いてたらちょっとやりにくいもんな。
SHUNGO:口開いてる寝顔にチューしたくない。
あっくん:バリいびきかいて口開いてる子に、そうは思わないよ。
──(笑)!でもサビはハートフルな感じのメロディーで、いい曲ですよね。
RYOTA:どっちか言ったら、外では男の人がリードしてそうな感じやけど、2人の関係性的には、女の人のほうが、しっかりした女の子で、みたいな感じの曲ですね。
あっくん:あと歌い方とかも今まである曲と全然違ったりとかしますね。優しく歌うというか、語り掛けるように歌うというか。
僕たちは応援ソングが多い分、まっすぐ歌うことが多かったんですけど、ファルセット、裏声を使って表現したりとか。
歌詞が語りかけてる歌詞とかが多いので、そういうのを意識して優しく歌うっていうか。なんか、ほんわかって感じです。
RYOTA:Aメロとかは、会話系が多いんですけど、そこをあっくんが歌ってくれてるんですけど、すごい息多めの優しい感じで。
2016年2月に結成した「RYOTA」「YASU」「SHUNGO」「あっくん」「RYO」からなる関西在住5人組エンターテイメントボーカルグループ。 大阪でストリートライブから活動を広げ、日本全国を車でまわり、行ったストリートライブは100本以上。 そして2019年2月27日にmini album 「WE ARE DREAM MAKER···