キンプリ4thアルバムリード曲「ichiban」の作詞・作曲はKREVA
キンプリ4thアルバム『Made in』に収録されたリード曲『ichiban』は、HIPHOPサウンドに和のサウンドアレンジを加えた楽曲です。作詞・作曲を担当したHipHopアーティストのKREVA(クレバ)は、2021年の第72回紅白歌合戦で石川さゆり、MIYAVIとのコラボ楽曲『火事と喧嘩江戸の華』を披露したことが話題になりました。
そして、メンバーの平野紫耀が尊敬している人物でもあります。
KREVAも平野のラップを絶賛し、その才能に太鼓判を押したそうです。
キンプリと言えば王道のキラキラソングが印象的ですが、『ichiban』は挑戦的な歌詞で攻めた曲。
世界的ダンサーRIEHATAが振り付けを手掛けた激しいダンスパフォーマンスが見どころとなっています。
以前からダンスに定評があったキンプリですが、今楽曲でそのスキルが余すことなく発揮されました。
まさにキンプリの「新境地」といえる楽曲になっているでしょう。
「ichiban」はファンに対する愛が込められた曲
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No.1 1番
ただやる 一心不乱
気がつきゃトップ独走 ウイニングラン
まさかのまさかから一気にリアル
溢れ出すパワーが日に日に増す
No.1 1番
ただやる 一心不乱
すぐに興奮のるつぼ Here we are
まさかのまさかから一気にリアル
さぁ行こうか 時はついに満ちた
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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No.1になるためには脇目も振らず努力しなければいけません。
継続するには忍耐が必要ですが、何かを極めるのは幸せなことでもあります。
それでも厳しい現実に直面することがあるし、上手くいかない時期もあります。
ですが、チャンスは突然訪れるもの。
機は熟し、新しいステージへ進むときが来たのです。
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時代のニーズとか
誰かの期待通りとか
実際もういいかな? 一旦放置して
信じた通りのやり方で 感じ方で
抜け出せる混乱のがんじがらめ
まだ解決法のない絶望からも引っ張り上げる
このダイレクション
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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私たちは移り変わりの早い時代を生きているので、世の中で必要とされているものも日々変わっていきます。
そんな中で意見を押し通すことが出来ず迎合しなければいけないこともあるでしょう。
ですが、自分の気持ちを押し殺してばかりいては混乱するばかりで前に進めません。
「世間の常識」や「周りの期待」を放置して、自分の信念を貫く決意を固めたのでしょう。
「まだ解決法のない絶望からも引っ張り上げるこのダイレクション」という歌詞からはキンプリメンバーが先陣に立ち、ファンを正しい方向へ導くという決意が読み取れます。
「必ず自分たちが素敵な場所へ連れて行ってみせる」という、強い自信を感じるフレーズです。
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かざせ かざせ その手かざせ
矢印 俺に向けて
離れ離れ無し 全員連れてく
風掴み 常に上へ
遮るものはない
これはきっとまだ物語の序章
予想や想像通りのストーリー
Sorry 強引にぶっち切るのみ
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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「どんな時も自分たちから目を離さないでほしい」という、ファンに向けたメッセージでしょう。
「離れ離れ無し 全員連れてく」は「キンプリとファンが離れ離れになることはない」「自分たちについてきてくれるファンは決して見捨てない」という意味だと解釈しました。
キンプリが進化すればするほどファンに与える夢も大きくなるでしょう。
「次のステージへ進んでもいつも一緒だ」という、ファンに対する愛を感じる歌詞になっています。
「風掴み 常に上へ」「遮るものはない」というフレーズから向上心があり、自信に満ちあふれた状態だということが分かります。
ichibanになっても向上心を失わない
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これで勝ち確定
とは言われても 可能性 探したくて探してる
またアイディアかき集める
やると決めたらやるだけだ 大胆不敵な
進み方で 積み重ねる
クレイジーな集中でブレーキはずす心
無理と思われたディスタンスも
飛び越えて届けるよ サティスファクション
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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トップに躍り出ても挑戦し続けなければいけません。
現状に満足してしまえば進化どころか退化してしまうでしょう。
この世界に完璧なものなどないのだから、さらに上を目指して進み続けるしかないのです。
キンプリとファンのディスタンス(距離)が遠くなっても関係が変わるわけではありません。
遠くにいても自分たちを近くに感じてほしい、これからも歌を通してサティスファクション(満足、充足)を届けるという約束でしょう。
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迷い 怖がり 進めずにいるなら
この背中をフォロー
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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未知の世界に飛び込むときは不安を感じて躊躇するもの。
そんなときはキンプリが私たちに勇気をくれるはずです。
「この背中をフォロー」というフレーズに頼もしさを感じます。
デビュー5年目に突入したキンプリの「物語」は始まったばかりです。
これからも保守的にならず、ファンの予想を上回る大胆なことをやってみせるというメッセージでしょう。
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No.1 1番
まだまだ 君に響かす
楽勝 言わないよ流石に
進み続けるのが大事 ひたすらに
口だけじゃなく行動で導き出す 行き先
俺らが道切り拓く
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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ここまで強気な態度でファンを引っ張っていくと宣言しました。
それでもNO.1になること、NO.1をキープすることは決して簡単なことではありません。
ですが、簡単ではないからこそ精進し続けられるのです。
「まだまだ君に響かす」という歌詞は「これからもファンに感動を与える」という約束ではないでしょうか。
口先だけでなく行動で示す、それが道を切り開く最善の方法です。
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かざせ かざせ その手かざせ
離れ離れ無し 全員連れてく
夢見るのなら 君の行く場所は
他じゃないよ ここ
≪ichiban 歌詞より抜粋≫
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「夢見るのなら 君の行く場所は他じゃないよ ここ」という歌詞は、ファンに対して「僕たちの手を離さないで」「これからも素晴らしい世界を見せてあげるから迷わずついてきて」というメッセージのように感じます。
思わず心ときめく素敵なフレーズですね。
再生数1,500万回を達成した和風MVに注目
今回はKing & Prince4thアルバムの収録曲『ichiban』の歌詞の意味を考察しました。キンプリメンバーの身体能力の高さを堪能できる和風MVも必見です。
公開から1ヶ月余りで1500万回再生される人気ぶりとなっているので是非チェックしてみてくださいね。
「俺たちがNO.1だ」という強気な楽曲には、ファンに対する感謝やこれからも自分たちについてきて欲しいというメッセージが込められていると感じました。
これから先、キンプリは私たちにどんな夢を見せてくれるのでしょうか。
日本だけでなく、世界中のファンを魅了する日もそう遠くないはずです。
【Profile】 2018年1月17日原宿のユニバーサル ミュージック新社屋で行われた記者会見にてジャニーズ事務所とユニバーサル ミュージックとの新レーベルJohnnys’ Universe(ジャニーズ ユニバース)から”King & Prince”がレーベル第一弾アーティストとしてデビューすることが発表。 5月23日、記···