QUATTRO YOUTH 歌詞 ハルカミライ ふりがな付

俺おれ楽器がっきなんか特とくに弾ひけないんだけどさ
心配性しんぱいしょうなあいつとは6年ねんも経たった
どっか抜ぬけてて優やさし過すぎるあいつと
生意気なまいきで2個こ下したのあいつとつるんでる

少すこし遅おくれた京王線けいおうせんの下くだりで
俺おれの肩かたにもたれかかってきたティーンエイジャー
一瞬いっしゅん顔かおを歪ゆがませる俺おれだったけど
音おと漏もれがあの曲きょくで許ゆるしてやった

忘わすれてたあの時ときの
初はじめての衝動しょうどう
寝ねてたの俺おれの方ほうだったんかもな

溢あふれてしまいそうな
体中からだじゅうのざわめきを震ふるえ放はなつ声こえが
全すべてハジけさせた
ドアの無ないこの
コンクリートの壁かべを今いま 叫さけび放はなつ歌うたが
叩たたき壊こわした

こっそり大口おおくち開あけて指ゆびを指さす
猿さるたちの群むれがこっちを見みている
あんまりうだうだ言いってるその口くちに
綿菓子わたがし詰つめ込こんで窒息ちっそくさせてやる

隠かくしてる中指なかゆびじゃ
何なんにも切きり裂さけはしない
すり傷きずの両腕りょううでで引ひき裂さく

溢あふれてしまいそうな
体中からだじゅうのざわめきを震ふるえ放はなつ声こえが
全すべてハジけさせた
ドアの無ないこの
コンクリートの壁かべを今いま 叫さけび放はなつ歌うたが
叩たたき壊こわした

寂さびしくないのさ
悲かなしみも何処どこかへ行いったね
君きみの放はなつ歌うたが雨あめをあげるのさ
ここに来くると開ひらく永遠えいえんの花はな