デイジーで編あんだ冠かんむりを被かぶって
道端みちばたに花はなを並ならべ香かおりを撒まいても
当然とうぜんね 根ねのない美うつくしさ可愛かわいらしさは
酷ひどく踏ふみにじられて 行いく
まるで火ひのように踊おどりを踊おどったあたしに
少すこしだけ息継いきつぎの余裕よゆうを
恵めぐみの雨あめを降ふらすことは出来できそうにないけれど
あなたの気きを紛まぎらわす位くらいなら
喉元のどもとにある槍やりの矛先ほこさき
祈いのりを捧ささげて ライク ア 「 」
甲冑かっちゅうの間あいだから覗のぞく目めの中なかにも
憎悪ぞうおを見みいだす術すべが身みに付ついているの
指折ゆびおり数かぞえた傷きずで作つくった異形いけいのドレスに
何一なにひとつ秩序ちつじょの無ない指ゆびで触ふれないで
生いきている花はな
朽くちている茎くき
在あるだけ並ならべ踊おどり明あかそう
祈いのりを捧ささげて ライク ア 「 」
幾いくらでもあげるから
振ふりかざす松明たいまつを
どうか吹ふき消けして頂戴ちょうだい
油あぶらを塗ぬりたくって
燃もやすのはいつだって
同おなじ痛いたみばかりで
爛ただれて血ちを流ながす
あなたもあの子こもあたしも
祈いのりを捧ささげて ライク ア 「 」
デイジdeijiーでde編aんだnda冠kanmuriをwo被kabuってtte
道端michibataにni花hanaをwo並naraべbe香kaoりをriwo撒maいてもitemo
当然touzenねne 根neのないnonai美utsukuしさshisa可愛kawaiらしさはrashisaha
酷hidoくku踏fuみにじられてminijirarete 行iくku
まるでmarude火hiのようにnoyouni踊odoりをriwo踊odoったあたしにttaatashini
少sukoしだけshidake息継ikitsuぎのgino余裕yoyuuをwo
恵meguみのmino雨ameをwo降fuらすことはrasukotoha出来dekiそうにないけれどsouninaikeredo
あなたのanatano気kiをwo紛magiらわすrawasu位kuraiならnara
喉元nodomotoにあるniaru槍yariのno矛先hokosaki
祈inoりをriwo捧sasaげてgete ライクraiku アa 「 」
甲冑katchuuのno間aidaからkara覗nozoくku目meのno中nakaにもnimo
憎悪zouoをwo見miいだすidasu術subeがga身miにni付tsuいているのiteiruno
指折yubioりri数kazoえたeta傷kizuでde作tsukuったtta異形ikeiのnoドレスdoresuにni
何一nanihitoつtsu秩序chitsujoのno無naいi指yubiでde触fuれないでrenaide
生iきているkiteiru花hana
朽kuちているchiteiru茎kuki
在aるだけrudake並naraべbe踊odoりri明aかそうkasou
祈inoりをriwo捧sasaげてgete ライクraiku アa 「 」
幾ikuらでもあげるからrademoagerukara
振fuりかざすrikazasu松明taimatsuをwo
どうかdouka吹fuきki消keしてshite頂戴choudai
油aburaをwo塗nuりたくってritakutte
燃moやすのはいつだってyasunohaitsudatte
同onaじji痛itaみばかりでmibakaride
爛tadaれてrete血chiをwo流nagaすsu
あなたもあのanatamoano子koもあたしもmoatashimo
祈inoりをriwo捧sasaげてgete ライクraiku アa 「 」