よみ:おくそこのうた
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矛先ほこさきをなくした眼差まなざしは
瞼まぶたの裏うらで立たち往生おうじょう
胡座あぐらに痺しびれた脛すねを小突こづき
他人事ひとごとのような独ひとり言ごと
季節きせつの裂さけ目めに挟はさまった寝ねぐらで齧かじる爪つめの先さき
寝ね転ころがしたままのためらいに薄黒うすぐろく床とこずれができている
陽ひの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる歌うたに
月つきの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。
兆きざしも見出みだせないままに
路地ろじに擦こすり付つける浅あさい歩幅ほはば
込こみ上あげ えずき 吐はき出だしてやっと
飲のみ込こんできたものを思おもい出だす
蹴落けおとしていったその先さき 蹴落けおとされていったその先さき
理由りゆうに棄すてられた遠吠とおぼえが街まちの虫歯むしばをつついている
陽ひの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる歌うたに
月つきの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる
歌うたに光ひかりを。。
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。
瞼まぶたの裏うらで立たち往生おうじょう
胡座あぐらに痺しびれた脛すねを小突こづき
他人事ひとごとのような独ひとり言ごと
季節きせつの裂さけ目めに挟はさまった寝ねぐらで齧かじる爪つめの先さき
寝ね転ころがしたままのためらいに薄黒うすぐろく床とこずれができている
陽ひの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる歌うたに
月つきの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。
兆きざしも見出みだせないままに
路地ろじに擦こすり付つける浅あさい歩幅ほはば
込こみ上あげ えずき 吐はき出だしてやっと
飲のみ込こんできたものを思おもい出だす
蹴落けおとしていったその先さき 蹴落けおとされていったその先さき
理由りゆうに棄すてられた遠吠とおぼえが街まちの虫歯むしばをつついている
陽ひの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる歌うたに
月つきの光ひかりを知しらぬまま
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。
奥底おくそこにのみ生うまれ落おちる
歌うたに光ひかりを。。
奥底おくそこにのみ朽くち果はてる
歌うたに光ひかりを。。