静謐せいひつな夜よる 一縷いちるの灯あかり
優やさしさ纏まとう青色あおいろの少女しょうじょ
透すき通とおる目めに懐なつかしさ覚おぼえたら
もう始はじまっているのか
崩くずれた積つみ木きを印しるしにする
鐘かねの音ねが聞きこえる
少女しょうじょの鞘さやとなる
丘おかに一人ひとりたたずむ 悲かなしみと共ともに
流ながれた涙なみだに触ふれることなく
この手てでそっとすくい上あげ僕ぼくの一部いちぶになる
後悔こうかいが流ながれ込こんでくる
穏おだやかな街まち 一縷いちるの希望きぼう
何なにも持もたない一人ひとりの少年しょうねん
問といかけに戸惑とまどいながら手てを差さし伸のべた
不器用ぶきような仕草しぐさで
壊こわれた秒針びょうしんが音おとを立たてる
私わたしがなくなっても少年しょうねんの剣けんとなり
遠とおい昔むかし誓ちかった 悲かなしみと共ともに
溢あふれる涙なみだを全すべて救すくうと
この手てで抱だき寄よせて僕ぼくの一部いちぶになる
後悔こうかいが流ながれ込こんでくる
ああ、愛いとおしいな
燃もえ盛さかるこの命いのち
絶たえぬ鼓動こどうを
美うつくしいその命いのち
揺ゆれる陽炎かげろう
静謐seihitsuなna夜yoru 一縷ichiruのno灯akaりri
優yasaしさshisa纏matoうu青色aoiroのno少女syoujo
透suきki通tooるru目meにni懐natsuかしさkashisa覚oboえたらetara
もうmou始hajiまっているのかmatteirunoka
崩kuzuれたreta積tsuみmi木kiをwo印shirushiにするnisuru
鐘kaneのno音neがga聞kiこえるkoeru
少女syoujoのno鞘sayaとなるtonaru
丘okaにni一人hitoriたたずむtatazumu 悲kanaしみとshimito共tomoにni
流nagaれたreta涙namidaにni触fuれることなくrerukotonaku
このkono手teでそっとすくいdesottosukui上aげge僕bokuのno一部ichibuになるninaru
後悔koukaiがga流nagaれre込koんでくるndekuru
穏odaやかなyakana街machi 一縷ichiruのno希望kibou
何naniもmo持moたないtanai一人hitoriのno少年syounen
問toいかけにikakeni戸惑tomadoいながらinagara手teをwo差saしshi伸noべたbeta
不器用bukiyouなna仕草shigusaでde
壊kowaれたreta秒針byoushinがga音otoをwo立taてるteru
私watashiがなくなってもganakunattemo少年syounenのno剣kenとなりtonari
遠tooいi昔mukashi誓chikaったtta 悲kanaしみとshimito共tomoにni
溢afuれるreru涙namidaをwo全subeてte救sukuうとuto
このkono手teでde抱daきki寄yoせてsete僕bokuのno一部ichibuになるninaru
後悔koukaiがga流nagaれre込koんでくるndekuru
ああaa、愛itoおしいなoshiina
燃moえe盛sakaるこのrukono命inochi
絶taえぬenu鼓動kodouをwo
美utsukuしいそのshiisono命inochi
揺yuれるreru陽炎kagerou