悲かなしみの 小樽おたるの町まちよ
結むすばれぬ 君きみのふるさと
二人ふたりを包つつむ しあわせは
雪虫ゆきむしよりも 儚はかなくて
ああ 呼よべども遠どおい 星空ほしぞらのひとよ
オタモイの 岬みさきにひとり
目めをふせて 祈いのりささげる
くるしい愛あいの さすらいに
傷きずつきながら 露つゆとなる
ああ やさしく眠ねむれ 星空ほしぞらのひとよ
思おもい出では つめたく深ふかく
埋うまずもれる 雪国ゆきぐにの町まち
愛あいする君きみを この胸むねに
小樽おたるのひと、と 名なを呼よんだ
ああ もいちど帰かえれ 星空ほしぞらのひとよ
悲kanaしみのshimino 小樽otaruのno町machiよyo
結musuばれぬbarenu 君kimiのふるさとnofurusato
二人futariをwo包tsutsuむmu しあわせはshiawaseha
雪虫yukimushiよりもyorimo 儚hakaなくてnakute
ああaa 呼yoべどもbedomo遠dooいi 星空hoshizoraのひとよnohitoyo
オタモイotamoiのno 岬misakiにひとりnihitori
目meをふせてwofusete 祈inoりささげるrisasageru
くるしいkurushii愛aiのno さすらいにsasuraini
傷kizuつきながらtsukinagara 露tsuyuとなるtonaru
ああaa やさしくyasashiku眠nemuれre 星空hoshizoraのひとよnohitoyo
思omoいi出deはha つめたくtsumetaku深fukaくku
埋umaずもれるzumoreru 雪国yukiguniのno町machi
愛aiするsuru君kimiをwo このkono胸muneにni
小樽otaruのひとnohito、とto 名naをwo呼yoんだnda
ああaa もいちどmoichido帰kaeれre 星空hoshizoraのひとよnohitoyo