惚ほれているから 身みをひきますと
わずか二行にぎょうの 置手紙おきてがみ
噂うわさたずねる 箱根はこね路じの
花はなに愛いとしい 笑顔えがおがゆれる
ああ 君きみに逢あいたい… 湯ゆの町まち月夜づきよ
女おんなごころも わかってやれず
責せめているのか 月つきあかり
どこか倖しあわせ うすいやつ
身体からだこわすな 無理むりなどするな
ああ 夜風かぜにつぶやく… 湯ゆの町まち月夜づきよ
たぐり寄よせれば ちぎれる未練みれん
何故なぜに結むすべぬ 細ほそい糸いと
逢あえぬつらさと 淋さびしさを
酒さけでまぎらす 強羅ごうらの夜よるよ
ああ にじむ涙なみだの… 湯ゆの町まち月夜づきよ
惚hoれているからreteirukara 身miをひきますとwohikimasuto
わずかwazuka二行nigyouのno 置手紙okitegami
噂uwasaたずねるtazuneru 箱根hakone路jiのno
花hanaにni愛itoしいshii 笑顔egaoがゆれるgayureru
ああaa 君kimiにni逢aいたいitai… 湯yuのno町machi月夜dukiyo
女onnaごころもgokoromo わかってやれずwakatteyarezu
責seめているのかmeteirunoka 月tsukiあかりakari
どこかdokoka倖shiawaせse うすいやつusuiyatsu
身体karadaこわすなkowasuna 無理muriなどするなnadosuruna
ああaa 夜風kazeにつぶやくnitsubuyaku… 湯yuのno町machi月夜dukiyo
たぐりtaguri寄yoせればsereba ちぎれるchigireru未練miren
何故nazeにni結musuべぬbenu 細hosoいi糸ito
逢aえぬつらさとenutsurasato 淋sabiしさをshisawo
酒sakeでまぎらすdemagirasu 強羅gouraのno夜yoruよyo
ああaa にじむnijimu涙namidaのno… 湯yuのno町machi月夜dukiyo