上あがり下さがり
白昼夢はくちゅうむに気きが触ふれる
その全すべてを誰某だれそれが愛あいと呼よんだ
知しらない声こえが君きみの耳みみを汚よごすから
心臓しんぞうのそばチクリ
棘とげが刺ささるようだ
誰だれかに邪魔じゃまされないように
鍵かぎはかけておこう
愛あいするとか愛あいされるとか
僕ぼくには少すこし重おもすぎたから
この両手りょうてに君きみの明日あしたを
閉とじ込こめたくて首くびを掴つかんだ
優やさしい人ひとを知しりたくてメスを入いれた
君きみの事ことを知しりたくてメスを入いれた
白衣はくいを着きた誰某だれそれが僕ぼくを詰なじる
いい子こなのに痛いたい(にがい)
お薬くすりは厭いやだよ
「あなたの世界せかいはこんなに
壊こわれていたんだよ」
嘘うそじゃないさ嘘うそじゃないのさ
同おなじ景色けしきを見みていたくて
君きみの右目僕みぎめぼくの左目ひだりめ
取とり替かえ終おわるまでそばにいて
嫌いやがる声君こえきみの泣なき声こえ
集あつめて繋つないで耳みみを塞ふさぐ
「ボク」以外いがいに聴きかれないように
君きみの唇くちびるに鍵かぎをかけた
上あがり下さがり白昼夢はくちゅうむに気きが触ふれる
その全すべてを僕ぼくはまた愛あいと呼よんだ
上aがりgari下saがりgari
白昼夢hakuchuumuにni気kiがga触fuれるreru
そのsono全subeてをtewo誰某daresoreがga愛aiとto呼yoんだnda
知shiらないranai声koeがga君kimiのno耳mimiをwo汚yogoすからsukara
心臓shinzouのそばnosobaチクリchikuri
棘togeがga刺saさるようだsaruyouda
誰dareかにkani邪魔jamaされないようにsarenaiyouni
鍵kagiはかけておこうhakaketeokou
愛aiするとかsurutoka愛aiされるとかsarerutoka
僕bokuにはniha少sukoしshi重omoすぎたからsugitakara
このkono両手ryouteにni君kimiのno明日ashitaをwo
閉toじji込koめたくてmetakute首kubiをwo掴tsukaんだnda
優yasaしいshii人hitoをwo知shiりたくてritakuteメスmesuをwo入iれたreta
君kimiのno事kotoをwo知shiりたくてritakuteメスmesuをwo入iれたreta
白衣hakuiをwo着kiたta誰某daresoreがga僕bokuをwo詰najiるru
いいii子koなのにnanoni痛itaいi(にがいnigai)
おo薬kusuriはha厭iyaだよdayo
「あなたのanatano世界sekaiはこんなにhakonnani
壊kowaれていたんだよreteitandayo」
嘘usoじゃないさjanaisa嘘usoじゃないのさjanainosa
同onaじji景色keshikiをwo見miていたくてteitakute
君kimiのno右目僕migimebokuのno左目hidarime
取toりri替kaえe終oわるまでそばにいてwarumadesobaniite
嫌iyaがるgaru声君koekimiのno泣naきki声koe
集atsuめてmete繋tsunaいでide耳mimiをwo塞fusaぐgu
「ボクboku」以外igaiにni聴kiかれないようにkarenaiyouni
君kimiのno唇kuchibiruにni鍵kagiをかけたwokaketa
上aがりgari下saがりgari白昼夢hakuchuumuにni気kiがga触fuれるreru
そのsono全subeてをtewo僕bokuはまたhamata愛aiとto呼yoんだnda