波なみが鳴なくのか 海うみが鳴なる
こころのなかも 闇やみになる
惚ほれた挙句あげくの 幕切まくぎれは
岬みさきがくれの 旅たびの宿やど
漁火いさりびちらり ちらり ちらり
涙なみだがほろり ほろり ほろり
愛あいしつづけて いたいのに
あなたは過去かこの人ひとになる 人ひとになる
舟ふねは流ながれる 波なみに揺ゆれ
人ひとはさだめに 流ながされる
抱だいて下ください もう少すこし
明日あすの別わかれを 忘わすれたい
漁火いさりびちらり ちらり ちらり
未練みれんがほろり ほろり ほろり
残のこり少すくない時刻ときをさす
時計とけいの 針はりの にくらしさ にくらしさ
漁火いさりびちらり ちらり ちらり
溜息ためいきほろり ほろり ほろり
崩くずれるように 身みを寄よせりゃ
夜明よあけを怨うらむ雨あめが降ふる雨あめが降ふる
波namiがga鳴naくのかkunoka 海umiがga鳴naるru
こころのなかもkokorononakamo 闇yamiになるninaru
惚hoれたreta挙句agekuのno 幕切makugiれはreha
岬misakiがくれのgakureno 旅tabiのno宿yado
漁火isaribiちらりchirari ちらりchirari ちらりchirari
涙namidaがほろりgahorori ほろりhorori ほろりhorori
愛aiしつづけてshitsudukete いたいのにitainoni
あなたはanataha過去kakoのno人hitoになるninaru 人hitoになるninaru
舟funeはha流nagaれるreru 波namiにni揺yuれre
人hitoはさだめにhasadameni 流nagaされるsareru
抱daいてite下kudaさいsai もうmou少sukoしshi
明日asuのno別wakaれをrewo 忘wasuれたいretai
漁火isaribiちらりchirari ちらりchirari ちらりchirari
未練mirenがほろりgahorori ほろりhorori ほろりhorori
残nokoりri少sukuないnai時刻tokiをさすwosasu
時計tokeiのno 針hariのno にくらしさnikurashisa にくらしさnikurashisa
漁火isaribiちらりchirari ちらりchirari ちらりchirari
溜息tameikiほろりhorori ほろりhorori ほろりhorori
崩kuzuれるようにreruyouni 身miをwo寄yoせりゃserya
夜明yoaけをkewo怨uraむmu雨ameがga降fuるru雨ameがga降fuるru