突然とつぜんの雪ゆきは 君きみを無口むくちにさせた 三回目さんかいめの冬ふゆが 今終いまおわる
TOKYOトーキョーの空そらに 走はしり書がきした夢ゆめを 追おいかけて 僕ぼくは汽車きしゃに乗のる
誰だれもいない 静しずかなホーム 不意ふいに君きみが手てを握にぎり返かえした
「元気げんきでね…」 つぶやいた声こえに 黙だまってうなづいたよ
もう ベルは鳴なり始はじめていた
さあ 最終列車さいしゅうれっしゃに乗のって 小ちいさなカバンを抱かかえて 僕ぼくはこの故郷まちを出でていく さよなら さよなら
繰くり返かえし手てを振ふる君きみが だんだん小ちいさくなっていく 大好だいすきなその瞳めに見みえたよ きらきら きらきら
旅立たびだつ あなた わかってたはずなのに この胸むねが 少すこしだけ痛いたむ
ふたりの手て 照てらしてた 蛍光灯けいこうとうの明あかりが消きえた
「もう行いくね…」 つぶやいたままで そっと笑わらってくれた
もう ベルは鳴なり始はじめていた
ねえ 最終列車さいしゅうれっしゃに乗のって 大おおきな夢ゆめだけ抱かかえて あたしを忘わすれてしまうの さよなら さよなら
星ほしが舞まう街まちに旅立たびたつ あなたの未来みらいを祈いのるよ 大好だいすきなその瞳めに輝かがやけ きらきら きらきら
離はなれていくふたりを 時ときが追おい越こしていく
その駅えきの向むこう側がわに 続つづいていく“ひとりきり”を 歩あるいていく
最終列車さいしゅうれっしゃに乗のって 僕ぼくらは何なにかを失なくして わずかな勇気ゆうきを手てにした さよなら さよなら
最終列車さいしゅうれっしゃに乗のって 右手みぎてに切符きっぷを握にぎって 僕ぼくらは明日あしたを生いきていく さよなら さよなら
繰くり返かえし手てを振ふる先さきに 確たしかな言葉ことばを伝つたうよ 大好だいすきなその瞳めに光ひかるよ きらきら きらきら
突然totsuzenのno雪yukiはha 君kimiをwo無口mukuchiにさせたnisaseta 三回目sankaimeのno冬fuyuがga 今終imaoわるwaru
TOKYOtôkyôのno空soraにni 走hashiりri書gaきしたkishita夢yumeをwo 追oいかけてikakete 僕bokuはha汽車kisyaにni乗noるru
誰dareもいないmoinai 静shizuかなkanaホhoームmu 不意fuiにni君kimiがga手teをwo握nigiりri返kaeしたshita
「元気genkiでねdene…」 つぶやいたtsubuyaita声koeにni 黙damaってうなづいたよtteunaduitayo
もうmou ベルberuはha鳴naりri始hajiめていたmeteita
さあsaa 最終列車saisyuuressyaにni乗noってtte 小chiiさなsanaカバンkabanをwo抱kakaえてete 僕bokuはこのhakono故郷machiをwo出deていくteiku さよならsayonara さよならsayonara
繰kuりri返kaeしshi手teをwo振fuるru君kimiがga だんだんdandan小chiiさくなっていくsakunatteiku 大好daisuきなそのkinasono瞳meにni見miえたよetayo きらきらkirakira きらきらkirakira
旅立tabidaつtsu あなたanata わかってたはずなのにwakattetahazunanoni このkono胸muneがga 少sukoしだけshidake痛itaむmu
ふたりのfutarino手te 照teらしてたrashiteta 蛍光灯keikoutouのno明aかりがkariga消kiえたeta
「もうmou行iくねkune…」 つぶやいたままでtsubuyaitamamade そっとsotto笑waraってくれたttekureta
もうmou ベルberuはha鳴naりri始hajiめていたmeteita
ねえnee 最終列車saisyuuressyaにni乗noってtte 大ooきなkina夢yumeだけdake抱kakaえてete あたしをatashiwo忘wasuれてしまうのreteshimauno さよならsayonara さよならsayonara
星hoshiがga舞maうu街machiにni旅立tabitaつtsu あなたのanatano未来miraiをwo祈inoるよruyo 大好daisuきなそのkinasono瞳meにni輝kagayaけke きらきらkirakira きらきらkirakira
離hanaれていくふたりをreteikufutariwo 時tokiがga追oいi越koしていくshiteiku
そのsono駅ekiのno向muこうkou側gawaにni 続tsuduいていくiteiku“ひとりきりhitorikiri”をwo 歩aruいていくiteiku
最終列車saisyuuressyaにni乗noってtte 僕bokuらはraha何naniかをkawo失naくしてkushite わずかなwazukana勇気yuukiをwo手teにしたnishita さよならsayonara さよならsayonara
最終列車saisyuuressyaにni乗noってtte 右手migiteにni切符kippuをwo握nigiってtte 僕bokuらはraha明日ashitaをwo生iきていくkiteiku さよならsayonara さよならsayonara
繰kuりri返kaeしshi手teをwo振fuるru先sakiにni 確tashiかなkana言葉kotobaをwo伝tsutaうよuyo 大好daisuきなそのkinasono瞳meにni光hikaるよruyo きらきらkirakira きらきらkirakira