どこまでも遠とおく 果はてしない旅路たびじを
何なにを求もとめ見みつめて 何なにをさがしているの
ふるさとは あなたを ずっとずっと待まってる
カタカナと紅色べにいろに 糸いと紡つむぐはた音おと
風かぜに揺ゆれるビンロージュ 庭にわに咲さくタンタワン
この道みちを出でてゆく 陽ひをあびてゆれながら
どうしてとめられないの ここにあるぬくもりで
火ひを燃もやす煙けむりは どこへどこへ届とどくの
この空そらのどこかで 夕暮ゆうぐれを見みている
あの人ひとに伝つたえてよ 待まちわびる想おもいを
帰かえれない旅人たびびとの 歌うたがきこえる
(語かたり)
愛あいするものを守まもりたくて ふるさとを離はなれる
かなしみを忘わすれたくて 思おもい出でを捨すてる
今日きょうよりあしたが いいものであるために
きのうのやすらぎを失うしない
夢ゆめをかかえすぎた街角まちかどで
たったひとつの夢ゆめが消きえる
よみがえれ大地だいち すべての生命せいめいのために
とりもどせ愛あいを 途方とほうにくれた迷子まいごたち
満みたされぬ想おもいに すべてが空むなしくみえる時ときも
あふれる淋さびしさで おぼれそうになる時ときも
目めを閉とじて思おもい出だせ 裸足はだしで走はしった草原そうげんを
体中からだじゅうで思おもい出だせ 空そらにとどく声こえを
帰かえれない旅人たびびとの 歌うたがきこえる
どこまでもdokomademo遠tooくku 果haてしないteshinai旅路tabijiをwo
何naniをwo求motoめme見miつめてtsumete 何naniをさがしているのwosagashiteiruno
ふるさとはfurusatoha あなたをanatawo ずっとずっとzuttozutto待maってるtteru
カタカナkatakanaとto紅色beniiroにni 糸ito紡tsumuぐはたguhata音oto
風kazeにni揺yuれるreruビンロbinroージュju 庭niwaにni咲saくkuタンタワンtantawan
このkono道michiをwo出deてゆくteyuku 陽hiをあびてゆれながらwoabiteyurenagara
どうしてとめられないのdoushitetomerarenaino ここにあるぬくもりでkokoniarunukumoride
火hiをwo燃moやすyasu煙kemuriはha どこへどこへdokohedokohe届todoくのkuno
このkono空soraのどこかでnodokokade 夕暮yuuguれをrewo見miているteiru
あのano人hitoにni伝tsutaえてよeteyo 待maちわびるchiwabiru想omoいをiwo
帰kaeれないrenai旅人tabibitoのno 歌utaがきこえるgakikoeru
(語kataりri)
愛aiするものをsurumonowo守mamoりたくてritakute ふるさとをfurusatowo離hanaれるreru
かなしみをkanashimiwo忘wasuれたくてretakute 思omoいi出deをwo捨suてるteru
今日kyouよりあしたがyoriashitaga いいものであるためにiimonodearutameni
きのうのやすらぎをkinounoyasuragiwo失ushinaいi
夢yumeをかかえすぎたwokakaesugita街角machikadoでde
たったひとつのtattahitotsuno夢yumeがga消kiえるeru
よみがえれyomigaere大地daichi すべてのsubeteno生命seimeiのためにnotameni
とりもどせtorimodose愛aiをwo 途方tohouにくれたnikureta迷子maigoたちtachi
満miたされぬtasarenu想omoいにini すべてがsubetega空munaしくみえるshikumieru時tokiもmo
あふれるafureru淋sabiしさでshisade おぼれそうになるoboresouninaru時tokiもmo
目meをwo閉toじてjite思omoいi出daせse 裸足hadashiでde走hashiったtta草原sougenをwo
体中karadajuuでde思omoいi出daせse 空soraにとどくnitodoku声koeをwo
帰kaeれないrenai旅人tabibitoのno 歌utaがきこえるgakikoeru