ひとつ 日ひが暮くれて
ふたつ 船ふねが出でる
みっつ 港町みなとまち
いつまた帰かえる
赤あかいランプが水みずにゆれ
さよなら さよなら さよならの
鐘かねが 鳴なっている
よっつ 酔よいながら
いつつ いつまでも
むっつ むらさきの
雨あめに濡ぬれてた
冷つめたい ほほを 抱だいてくれた
大おおきな 大おおきな 大おおきな 手てのひら
暖あたたかかった
ななつ 泣なきながら
やっつ 山道やまみちを
ここのつ 小石こいしけり
帰かえっていった
忘わすれられない あの人ひとが
さよなら さよなら さよならの
風かぜが 吹ふいている
ひとつhitotsu 日hiがga暮kuれてrete
ふたつfutatsu 船funeがga出deるru
みっつmittsu 港町minatomachi
いつまたitsumata帰kaeるru
赤akaいiランプranpuがga水mizuにゆれniyure
さよならsayonara さよならsayonara さよならのsayonarano
鐘kaneがga 鳴naっているtteiru
よっつyottsu 酔yoいながらinagara
いつつitsutsu いつまでもitsumademo
むっつmuttsu むらさきのmurasakino
雨ameにni濡nuれてたreteta
冷tsumeたいtai ほほをhohowo 抱daいてくれたitekureta
大ooきなkina 大ooきなkina 大ooきなkina 手teのひらnohira
暖atataかかったkakatta
ななつnanatsu 泣naきながらkinagara
やっつyattsu 山道yamamichiをwo
ここのつkokonotsu 小石koishiけりkeri
帰kaeっていったtteitta
忘wasuれられないrerarenai あのano人hitoがga
さよならsayonara さよならsayonara さよならのsayonarano
風kazeがga 吹fuいているiteiru