Gravity 歌詞 BUMP OF CHICKEN アニメーション映画「思い、思われ、ふり、ふられ」主題歌 ふりがな付

帰かえろうとしない帰かえり道みち いつもどおり
視界しかいの隅すみっこ ほとんど外そと 君きみが鼻はなをすすった
空そらを割わる夕方ゆうがたのサイレン
給水塔きゅうすいとうの下した あれは蝙蝠コウモリ

僕ぼくらは時計とけいを見みないようにしていたけど
そんな風ふうにして時間じかんに気付きづいてしまうから
かき消けすように喋しゃべろうとして
なんだかやっぱり黙だまってしまう

君きみの影かげの 君きみらしい揺ゆれ方かたを
眺ながめているだけで 泣なきそうになったよ

見みつけた言葉ことばいくつ 繋つなげたって遠とおざかる
今いま一番いちばん伝つたえたい想おもいが 胸むねの中なか 声こえを上あげる
そんなの全すべて飛とび越こえて 子供こどものまま笑わらって
裸足はだしのメロディー歌うたうから いつも今いまを許ゆるしてしまう
笑顔えがおのまま ずるいよな

いつの日ひか どっちかが遠とおくに行いったりして
会あえなくなったりするのかな 今いまが嘘うそみたいに
じゃあまた会あえた時とき 今いまみたいに
黙だまったままで側そばにいられるのかな

大人おとなっぽく振ふる舞まったり 尖とがってみせたり
刺ささった時ときに誤魔化ごまかして 変へんな感かんじになったり
そういうの まとめて愛あいせるくらいに
僕ぼくらは僕ぼくらを信しんじられていた

わりと同時どうじに くしゃみしちゃうのが
面白おもしろかったよ 泣なきそうになったよ

今日きょうが明日あした 昨日きのうになって 誰だれかが忘わすれたって
今いま君きみがここにいる事ことを 僕ぼくは忘わすれないから
見みえない涙なみだ拭ぬぐって 謝あやまるように笑わらって
触さわったら消きえてしまいそうな 細ほそい指ゆびの冷つめたさが
火傷やけどみたいに残のこっている

見みつけた言葉ことばいくつ 繋つなげたって遠とおざかる
今いま一番いちばん伝つたえたい想おもいが 胸むねの中なか 声こえを上あげる
せーので全すべて飛とび越こえて 僕ぼくらのまま笑わらって
裸足はだしのメロディー歌うたうから そして一緒いっしょに手てを振ふるんだよ
笑顔えがおのまま またねって

雨あめでも晴はれでも 空そらのない世界せかいでも
また明日あした 明日あしたが ちゃんときますように

一緒いっしょじゃなくても 一人ひとりだったとしても
また明日あしたの中なかに 君きみがいますように