都会暮らしの小さな恋に与える狂詩曲 歌詞 さだまさし ふりがな付

都会とかいの静寂せいじゃくに遠とおく
誰だれかピアノ爪弾つまびく ガーシュイン
あなたを想おもうだけで良いいのに
少すこしだけ欲張よくばりになった
遠とおく離はなれても 変かわらないと決きめた
小ちいさなこの恋こい 生命いのち掛かけて守まもりたい

いつもあなたの 心こころが望のぞむ限かぎり
私わたしはそばにはると誰だれか伝つたえてよ
どれほど果はてしない時ときが過すぎ去さっても
あなたを想おもう心こころは決けっして死しなないから

都会とかいの夜空よぞら遠とおく
聞きこえるラフマニノフの ラプソディ狂詩曲ラプソディ
あなたを想おもうばかりの
一日いちにちが今日きょうも緩ゆるやかに過すぎる
遠とおく離はなれたら 本当ほんとうは変かわった
小ちいさなこの恋こい もっと強つよく育そだつばかり

もしもあなたの 心こころが望のぞむのなら
この生命いのち捧ささげても 何なにも惜おしくない
嵐あらしの夜よるも あの雲くもの上うえには
あなたの月つきが出でている それは信しんじてる

いつもあなたの 心こころが望のぞむ限かぎり
私わたしはそばに居いると誰だれか伝つたえてよ
どれほど果はてしない時ときが過すぎ去さっても
あなたを想おもう心こころは永遠とこしえに咲さく花はな