釧路くしろ 厚岸あっけし 霧多布きりたっぷ
人ひともまばらな バスに乗のる
年月ねんげつかけて 重かさねた愛あいが
音おとも立たてずに くずれるなんて…
君きみと二人ふたりで 来くるはずだった
秋あきも終おわりの あゝああ風蓮湖ふうれんこ
楢ならの木立こだちが 立たち枯がれれた
道みちをたどれば 行ゆき止どまり
明日あしたへ一歩いっぽ 踏ふみ出だす勇気ゆうき
僕ぼくになかった 臆病おくびょうだった…
赤あかく染そまった 夕焼ゆうやけ雲ぐもが
風かぜにちぎれる あゝああ風蓮湖ふうれんこ
何なにを頼たよりに 白鳥はくちょうは
海うみを渡わたって 来くるのだろう
心こころに灯あかり ともしていれば
君きみは戻もどって くれるだろうか…
消けして消きえない 面影おもかげひとつ
水面みずに浮うかべる あゝああ風蓮湖ふうれんこ
釧路kushiro 厚岸akkeshi 霧多布kiritappu
人hitoもまばらなmomabarana バスbasuにni乗noるru
年月nengetsuかけてkakete 重kasaねたneta愛aiがga
音otoもmo立taてずにtezuni くずれるなんてkuzurerunante…
君kimiとto二人futariでde 来kuるはずだったruhazudatta
秋akiもmo終oわりのwarino あゝaa風蓮湖fuurenko
楢naraのno木立kodachiがga 立taちchi枯gareれたreta
道michiをたどればwotadoreba 行yuきki止doまりmari
明日ashitaへhe一歩ippo 踏fuみmi出daすsu勇気yuuki
僕bokuになかったninakatta 臆病okubyouだったdatta…
赤akaくku染soまったmatta 夕焼yuuyaけke雲gumoがga
風kazeにちぎれるnichigireru あゝaa風蓮湖fuurenko
何naniをwo頼tayoりにrini 白鳥hakuchouはha
海umiをwo渡wataってtte 来kuるのだろうrunodarou
心kokoroにni灯akaりri ともしていればtomoshiteireba
君kimiはha戻modoってtte くれるだろうかkurerudarouka…
消keしてshite消kiえないenai 面影omokageひとつhitotsu
水面mizuにni浮uかべるkaberu あゝaa風蓮湖fuurenko