恋こいにツボミが あるならば
咲さかせてみせましょ 恋こいの花はな
手塩てしおにかけて 水みずかけて
情なさけをかければ 花はなが咲さく
男おとこと女おんなの 掛かけ算ざんも…
"ところがギッチョン恋こい之の介すけ"
弱気よわきが裏目うらめの ひとり草ぐさ
好すいて三さん年ねん 茶屋ちゃや通がよい
男おとこを見みせましょ 今宵こよいこそ
盃さかずき二に杯はい つがれたら
あの娘こに三杯さんばい つぎ返かえす
男おとこと女おんなの 足たし算ざんも…
"ところがギッチョン恋こい之の介すけ"
今宵こよいもつぶれて 橋はしの上うえ
押おして駄目だめなら 引ひいてみな
引ひき際ぎわ上手じょうずは 恋こい上手じょうず
きれいに引ひけば 逢あいたさに
あの娘こがくれない 紅べにを引ひく
男おとこと女おんなの 引ひき算ざんも…
"ところがギッチョン恋こい之の介すけ"
引ひきどき早はやまり 幕まくを引ひく
恋koiにniツボミtsubomiがga あるならばarunaraba
咲saかせてみせましょkasetemisemasyo 恋koiのno花hana
手塩teshioにかけてnikakete 水mizuかけてkakete
情nasaけをかければkewokakereba 花hanaがga咲saくku
男otokoとto女onnaのno 掛kaけke算zanもmo…
"ところがtokorogaギッチョンgitchon恋koi之no介suke"
弱気yowakiがga裏目urameのno ひとりhitori草gusa
好suいてite三san年nen 茶屋chaya通gayoいi
男otokoをwo見miせましょsemasyo 今宵koyoiこそkoso
盃sakazuki二ni杯hai つがれたらtsugaretara
あのano娘koにni三杯sanbai つぎtsugi返kaeすsu
男otokoとto女onnaのno 足taしshi算zanもmo…
"ところがtokorogaギッチョンgitchon恋koi之no介suke"
今宵koyoiもつぶれてmotsuburete 橋hashiのno上ue
押oしてshite駄目dameならnara 引hiいてみなitemina
引hiきki際giwa上手jouzuはha 恋koi上手jouzu
きれいにkireini引hiけばkeba 逢aいたさにitasani
あのano娘koがくれないgakurenai 紅beniをwo引hiくku
男otokoとto女onnaのno 引hiきki算zanもmo…
"ところがtokorogaギッチョンgitchon恋koi之no介suke"
引hiきどきkidoki早hayaまりmari 幕makuをwo引hiくku