二人ふたりすわった石いしの上うえ
空そらにはひつじがうかんでた
小石こいしを投なげては意味いみのない
話はなしをしながらいつまでも
忘わすれられない あの頃ころ
小ちいさな私わたしの手てのひらに書かいてくれたのは
あなたの名前なまえ
指ゆびをまるめてカメラをつくり
海うみとあなたをうつしました
冷つめたい風かぜがうれしくて
そっと手てをつないでいつまでも
忘わすれられない あの頃ころ
きのうの夢ゆめのことまで
いつも私わたしに話はなしてくれた
夕陽ゆうひにはえた二人ふたりの影かげが
一ひとつに見みえてほほそめて
長ながいマフラー二人ふたりで巻まいた
冬ふゆの帰かえり道みちいつまでも
忘わすれられない あの頃ころ
今いまは何なにも言いわないけれど
あなたのひとみに私わたしが見みえる……
二人futariすわったsuwatta石ishiのno上ue
空soraにはひつじがうかんでたnihahitsujigaukandeta
小石koishiをwo投naげてはgeteha意味imiのないnonai
話hanashiをしながらいつまでもwoshinagaraitsumademo
忘wasuれられないrerarenai あのano頃koro
小chiiさなsana私watashiのno手teのひらにnohirani書kaいてくれたのはitekuretanoha
あなたのanatano名前namae
指yubiをまるめてwomarumeteカメラkameraをつくりwotsukuri
海umiとあなたをうつしましたtoanatawoutsushimashita
冷tsumeたいtai風kazeがうれしくてgaureshikute
そっとsotto手teをつないでいつまでもwotsunaideitsumademo
忘wasuれられないrerarenai あのano頃koro
きのうのkinouno夢yumeのことまでnokotomade
いつもitsumo私watashiにni話hanaしてくれたshitekureta
夕陽yuuhiにはえたnihaeta二人futariのno影kageがga
一hitoつにtsuni見miえてほほそめてetehohosomete
長nagaいiマフラmafuraー二人futariでde巻maいたita
冬fuyuのno帰kaeりri道michiいつまでもitsumademo
忘wasuれられないrerarenai あのano頃koro
今imaはha何naniもmo言iわないけれどwanaikeredo
あなたのひとみにanatanohitomini私watashiがga見miえるeru……