なにもない なんでもないのさ
白しろい眼めで見みられて 指ゆびでさされたことも
夜明よあけの風かぜがたたえる
にがい過去かこをすてたこの私わたしを
先さきほどまでの泥沼どろぬまも
夜よるの闇やみとともに消きえて
はればれした夜明よあけに似にて
みな零ゼロ から始はじまるのよ
なにもない なんにもないのさ
夜よるの暮くらしも やぶれはてた胸むねも
すべてを水みずに流ながして
あなたと二人ふたりの世界せかいへ 旅立たびだつのよ
訳詞:美輪明宏
なにもないnanimonai なんでもないのさnandemonainosa
白shiroいi眼meでde見miられてrarete 指yubiでさされたこともdesasaretakotomo
夜明yoaけのkeno風kazeがたたえるgatataeru
にがいnigai過去kakoをすてたこのwosutetakono私watashiをwo
先sakiほどまでのhodomadeno泥沼doronumaもmo
夜yoruのno闇yamiとともにtotomoni消kiえてete
はればれしたharebareshita夜明yoaけにkeni似niてte
みなmina零zero からkara始hajiまるのよmarunoyo
なにもないnanimonai なんにもないのさnannimonainosa
夜yoruのno暮kuらしもrashimo やぶれはてたyaburehateta胸muneもmo
すべてをsubetewo水mizuにni流nagaしてshite
あなたとanatato二人futariのno世界sekaiへhe 旅立tabidaつのよtsunoyo
訳詞:美輪明宏