空そらが泣ないている 花はなは微笑ほほえんでる
傘かさはしくしくと歌うたう 静しずかな雨あめの声こえ
出でかける理由りゆうは そうね 何なんでもよかったの
今いまは 一人ひとりで居いる部屋へやが この街まちより広ひろくて
歩あるいても 辿たどりつけない 待まってても 来くるはずもない
それで良いい それでも良いいから
あなたに会あいに行いきたいだけ
鏡かがみの中なかには 今日きょうも 裏返うらがえしの顔かお
作つくり笑顔えがおに透すけている 気持きもちにカーテンを
想おもい出での一ひとつ一ひとつを 並ならべては また片付かたづけて
記念きねん日びのカードに目めをやれば
燥はしゃいだ文字もじ達たちが滲にじむの
分厚ぶあつい雲くもの上うえに居いるお日様ひさま
何処どこかできっと こんな私わたし 覗のぞいて
微笑ほほえんでるのでしょう
歩あるいても 辿たどりつけない 願ねがっても もう届とどかない
繋つないだ手て 下手へたな口笛くちぶえ 丸まるメガネ 海うみまでの坂道さかみち
面影おもかげが降ふり止やまない空そら
あの日ひと同おなじ静しずかな雨あめ
あなたの声こえが 聴ききたいだけ
空soraがga泣naいているiteiru 花hanaはha微笑hohoeんでるnderu
傘kasaはしくしくとhashikushikuto歌utaうu 静shizuかなkana雨ameのno声koe
出deかけるkakeru理由riyuuはha そうねsoune 何nanでもよかったのdemoyokattano
今imaはha 一人hitoriでde居iるru部屋heyaがga このkono街machiよりyori広hiroくてkute
歩aruいてもitemo 辿tadoりつけないritsukenai 待maっててもttetemo 来kuるはずもないruhazumonai
それでsorede良iいi それでもsoredemo良iいからikara
あなたにanatani会aいにini行iきたいだけkitaidake
鏡kagamiのno中nakaにはniha 今日kyouもmo 裏返uragaeしのshino顔kao
作tsukuりri笑顔egaoにni透suけているketeiru 気持kimoちにchiniカkaーテンtenをwo
想omoいi出deのno一hitoつtsu一hitoつをtsuwo 並naraべてはbeteha またmata片付kataduけてkete
記念kinen日biのnoカkaードdoにni目meをやればwoyareba
燥hasyaいだida文字moji達tachiがga滲nijiむのmuno
分厚buatsuいi雲kumoのno上ueにni居iるおruo日様hisama
何処dokoかできっとkadekitto こんなkonna私watashi 覗nozoいてite
微笑hohoeんでるのでしょうnderunodesyou
歩aruいてもitemo 辿tadoりつけないritsukenai 願negaってもttemo もうmou届todoかないkanai
繋tsunaいだida手te 下手hetaなna口笛kuchibue 丸maruメガネmegane 海umiまでのmadeno坂道sakamichi
面影omokageがga降fuりri止yaまないmanai空sora
あのano日hiとto同onaじji静shizuかなkana雨ame
あなたのanatano声koeがga 聴kiきたいだけkitaidake