きっとずっと 歌詞 Sano ibuki ふりがな付

きっとずっとが欲ほしくて
小指こゆびを結むすんだ
「叶かなわないなら呪のろいだ」って
笑わらったあなた、閉とじ込こめた
今いま声こえすらも出でない思おもい出でたちと
いつか、いつかを繰くり返かえしてる

写真しゃしんを撮とろう
何気なにげない二人ふたりを
正ただしくここへ帰かえって来これるように

消けせない記憶きおくにどうか
二人ふたりでいられますように
会あえない時ときを重かさね
一人ひとりが怖こわくなったから
僕ぼくら壊こわれていたって
お揃そろいならよかったんだ
永遠えいえんなんて嘘うそも
信しんじてこられた二人ふたりだ

痛いたいくらいの想おもいをくれたあなたに
返かえせないまま、黙だまった
ため息いき、溢こぼれてた
「いかないで」なんて言いえたなら
あとどれくらい僕ぼくは僕ぼくに救すくわれただろう

想おもえば、想おもうほど、奪うばい責せめ合あってしまう
言葉ことばにすれば、言いい訳わけになっていた
互たがいに違ちがう、幸しあわせを強請ねだっては
ありふれた二人ふたりのこと、忘わすれてしまったね

二に度どと戻もどらない季節きせつの
端はしっこまであなたがいた
はじめましての世界せかいでも
何度なんども痛いたもう、恋こいをしよう
あなたを見みつけた時ときに
僕ぼくも見みつけてもらえた事こと
そんな当あたり前まえさえも
運命うんめいと呼よんだ二人ふたりだ

並ならんで見みつめたレンズの先さきに
笑わらい合あう二人ふたりを見みつけられるかな
あなたを通とおして、愛あいせた世界せかいを
あなた無なしでも歩あゆめてしまうけど
それでもそばにいて

ずっと

消けせない記憶きおくをどうか
二人ふたりで探さがせますように
抱だきしめるように引ひっ掻かいた
傷きずさえ、愛いとしかったから
僕ぼくら壊こわれていたって
お揃そろいならよかったんだ
奇跡きせきなんかじゃなくても
信しんじてこられた二人ふたりだ

約束やくそくがいらないほどに強つよく繋つないだ
手てを痛いたいよと笑わらうあなたの
そばにいたい