カラスとうさぎ 歌詞 まふまふ ふりがな付

嘘うそは嘘うそのままでいいと 強つよがって今日きょうも隙間すきま
右みぎぽっけ空あいた手てのひらを 隠かくしている
どうか どうかってお月つきさま 供そえ物ものもないのに
彷徨さまよって貴方あなたの影かげを探さがしている

ボクじゃ無なくなってしまう 迷まよい込こんでしまう
滑すべり落おちそうな夢ゆめの中なかで
手てを伸のばせば踏切ふみきりの音おとがする

ニセモノと言いって
うさぎになった夜よる ベッドまで転ころぶ
貴方あなたと紡つむいだ思おもい出では嘘うそだなんて思おもえなかった

ニセモノと言いって
三みつ足あしのカラス鳴ないても寝転ねころぶ
さよならなんてさ 信しんじられないままに夜空よぞらを歩あるいていく

ぼやけ 霞かすむ この視界しかいは足たりないものを探さがす
瞬またたいた星ほしは今いまでも見落みおとすくせに

空からっぽの世界せかいに押おしつぶされる質量しつりょうの肯定感こうていかん わからない
ここに在あり得えないものと 何なにひとつも変かわらない存在そんざいなんだよなあ

投なげやりにスキップして読よみ飛とばしていた 注意書ちゅういがきとボクの未来みらい
この人生じんせいは余計よけいに意味いみなどないと気きづいてしまったんだ

もういいよ

ニセモノと言いって
さよならは二にの次つぎって思おもえたら

嫌きらいだと言いって嫌きらい合あえるのなら きっと楽らくだろうな

ニセモノと言いって
ボクを縛しばっている思おもい出での全すべてが
嘘うそだとわかって 恨うらめるほうが「明日あすは」って思おもえる だから

ニセモノと言いって