音楽を恨んでいる 歌詞 まふまふ ふりがな付

「人生じんせいもうたくさんだ」 口くちを開ひらいちゃ吐はいた
ハリボテのボクがぼやいている
ギターを背負しょい込こんで もう何年なんねんと歌うたっていたってさ
この歌うたは誰だれに届とどいていますか

心こころにもない言葉ことばを並ならべた
気取きどったロックが鼻はなにつく

依然いぜん 最さい底辺ていへんだっていうのに

言いい逃のがればっかのどの未来みらいも この手てで選えらんだ
マイナーのコードをかき鳴ならして
不幸ふこう自慢じまんだなんだを歌うたっている

嫌きらい 惨みじめな六ろく弦げんを叩たたいて
貴方あなたのせいだなんて 音楽おんがくを恨うらんでいる

拾ひろっていく この手ての届とどくもの全部ぜんぶを
御大層ごたいそうで笑止千万しょうしせんばん 素敵すてきです
終しまいには 誰だれも彼かれもに見放みはなされていく

そんな人生じんせいだったよ

所詮しょせん 生うまれながらのひともどき
狂くるってないのは誰だれのため?

醜みにくい等とう身しん大だいを書かいている

偽物にせものばっかを星ほしのように称たたえる世界せかいで
マイナーのコードは流行はやらないと
後うしろ指ゆびさされては歌うたっている

嫌きらい 惨みじめな六ろく弦げんを叩たたいて
貴方あなたのせいだなんて 音楽おんがくを恨うらんでいる

失敗しっぱいの人生じんせいだった 後悔こうかいの人生じんせいだった
一生いっしょうの不幸ふこうを歌うたっていく呪のろい
それもいいだろう

音楽おんがくを恨うらんでいるんだ
音楽おんがくを恨うらんでいるんだ

音楽おんがくを恨うらんでいくんだ ボクは