夏なつが通とおり過すぎていく香かおりが漂ただよって
愛あいの機嫌きげんを損そこね、また独法師ひとりぼっちだ
夜よるってこんなに冷つめたかったかな
今いまも夢ゆめであなたへの罪つみに襲おそわれる
正解せいかいも間違まちがいもなくて
誰だれかのために生いきたくて、戯たわむれを演えんじていた
ねえ 神様かみさま教おしえてよ
苦くるしみが襲おそう夜よるの上手うまい眠ねむり方かたを
空からっぽな私わたしを騙だまして
いつまでも満みたしてくれ
誰だれも知しらない秘密ひみつの味あじで
隙間すきまを埋うめていった
「さよなら」の後あとに溢あふれる
言葉ことばにならないこの声こえを
罰ばつと呼よぶのでしょうか
誰だれかの傘かさに紛まぎれれば、悲かなしみは晴はれども
幸しあわせでも傷きずついた 私わたしが馬鹿ばかみたい
「あなたの眼めにあたしは映うつってないでしょう」
なんて でたらめは言いわないで
ねえ 神様かみさま教おしえてよ
痛いたいのに笑わらっちゃう、癖くせの上手うまい治なおし方かたを
「はじめまして」
その時ときに勝まさる、喜よろこびなど無ないのさ
不幸ふこうを纏まとった横顔よこがおが
あまりにも綺麗きれいだった
夕焼ゆうやけの鐘かねの音ねが響ひびく
氷菓アイスも溶とけた あの涙なみだを
始はじまりをもう一度いちど
人生じんせいは誰だれか次第しだい、駄作ださくも傑作けっさくもない
偽いつわりだらけの空からっぽに救すくいはないから
でも足たりないと、満みたしたいと
あがけば本物ほんものを見みつけられるのなら
人ひとすら辞やめたい
汚けがれ切きった白銀はくぎんの世界せかいで、私わたしの罪つみは美うつくしく
花はなを咲さかせ、春はるを待またず、光ひかりに墜おちていった
伽藍がらん堂どうな私わたしを愛あいして
いつの日ひか満みたしてくれ
誰だれも知しらない秘密ひみつの味あじで
希望きぼうの糸いとを手繰たぐった
「さよなら」の声こえを求もとめだす
心こころに空あいたこの穴あなを
罪つみと呼よぶのでしょうか この愛あいを
春はるが通とおり過すぎていく香かおりが漂ただよって
雨あめが降ふり止やむ頃ころに 「また会あいましょう」
夏natsuがga通tooりri過suぎていくgiteiku香kaoりがriga漂tadayoってtte
愛aiのno機嫌kigenをwo損sokoねne、またmata独法師hitoribotchiだda
夜yoruってこんなにttekonnani冷tsumeたかったかなtakattakana
今imaもmo夢yumeであなたへのdeanataheno罪tsumiにni襲osoわれるwareru
正解seikaiもmo間違machigaいもなくてimonakute
誰dareかのためにkanotameni生iきたくてkitakute、戯tawamuれをrewo演enじていたjiteita
ねえnee 神様kamisama教oshiえてよeteyo
苦kuruしみがshimiga襲osoうu夜yoruのno上手umaいi眠nemuりri方kataをwo
空karaっぽなppona私watashiをwo騙damaしてshite
いつまでもitsumademo満miたしてくれtashitekure
誰dareもmo知shiらないranai秘密himitsuのno味ajiでde
隙間sukimaをwo埋uめていったmeteitta
「さよならsayonara」のno後atoにni溢afuれるreru
言葉kotobaにならないこのninaranaikono声koeをwo
罰batsuとto呼yoぶのでしょうかbunodesyouka
誰dareかのkano傘kasaにni紛magiれればrereba、悲kanaしみはshimiha晴haれどもredomo
幸shiawaせでもsedemo傷kizuついたtsuita 私watashiがga馬鹿bakaみたいmitai
「あなたのanatano眼meにあたしはniatashiha映utsuってないでしょうttenaidesyou」
なんてnante でたらめはdetarameha言iわないでwanaide
ねえnee 神様kamisama教oshiえてよeteyo
痛itaいのにinoni笑waraっちゃうtchau、癖kuseのno上手umaいi治naoしshi方kataをwo
「はじめましてhajimemashite」
そのsono時tokiにni勝masaるru、喜yorokoびなどbinado無naいのさinosa
不幸fukouをwo纏matoったtta横顔yokogaoがga
あまりにもamarinimo綺麗kireiだったdatta
夕焼yuuyaけのkeno鐘kaneのno音neがga響hibiくku
氷菓aisuもmo溶toけたketa あのano涙namidaをwo
始hajiまりをもうmariwomou一度ichido
人生jinseiはha誰dareかka次第shidai、駄作dasakuもmo傑作kessakuもないmonai
偽itsuwaりだらけのridarakeno空karaっぽにpponi救sukuいはないからihanaikara
でもdemo足taりないとrinaito、満miたしたいとtashitaito
あがけばagakeba本物honmonoをwo見miつけられるのならtsukerarerunonara
人hitoすらsura辞yaめたいmetai
汚kegaれre切kiったtta白銀hakuginのno世界sekaiでde、私watashiのno罪tsumiはha美utsukuしくshiku
花hanaをwo咲saかせkase、春haruをwo待maたずtazu、光hikariにni墜oちていったchiteitta
伽藍garan堂douなna私watashiをwo愛aiしてshite
いつのitsuno日hiかka満miたしてくれtashitekure
誰dareもmo知shiらないranai秘密himitsuのno味ajiでde
希望kibouのno糸itoをwo手繰taguったtta
「さよならsayonara」のno声koeをwo求motoめだすmedasu
心kokoroにni空aいたこのitakono穴anaをwo
罪tsumiとto呼yoぶのでしょうかbunodesyouka このkono愛aiをwo
春haruがga通tooりri過suぎていくgiteiku香kaoりがriga漂tadayoってtte
雨ameがga降fuりri止yaむmu頃koroにni 「またmata会aいましょうimasyou」