夕立ゆうだちの匂においがして 街まちは騒さわがしくなって
私わたしは一人ひとりになってしまった
貸かしたままの本ほんと 借かりたままの傘かさが
帰かえる場所ばしょなくした
家路いえじを急いそぐ人ひと うるさい雨音あまおと
前髪まえがみがうねるのをこんな時ときさえ気きにしてる
夕焼ゆうやけの歩道ほどうが綺麗きれいだったことを
話はなす人ひとがもういないんだな
歩あるき出だした私わたしの歩幅ほはばも 流ながれてるメロディーも
すべてがあなたに繋つながっていたよ
ふと見み上あげたこの空そらは 何色なにいろと呼よぶのかな
明日あしたになったら私わたしの心こころも晴はれるかな
二人ふたり過すごした日々ひびはグラデーションになって
元もとには戻もどらないものだったよ
ミルクとコーヒーが綺麗きれいに混まざり合あったら
戻もどれないみたいにさ
生乾なまがわきのシャツの匂においが取とれずに
私わたしがいない日々ひびに少すこしは困こまってね
傘かさを忘わすれて戸惑とまどったり向むかい風かぜに迷まよってる
あなたの姿すがたが目めに浮うかぶから
ねえ私わたしたちの未来みらいを守まもれなくてごめんね
あなたに降ふってる雨あめが上あがるように
飽あきるほど見みてた横顔よこがお 知しり尽つくした気きでいた背中せなか
まだ話はなし足たりないことばかりが溢あふれてくるの
何年なんねん、何なん十じゅう年ねんも先さきの日ひの二人ふたりが
今いまもまだ笑わらいかけてくるよ
退屈たいくつに思おもえたありふれた日々ひびに
ただあなたがいればそれでよかったよ
寄より道みちして買かった花束はなたばも 好すきになった映画えいがも
すべてがあなたに繋つながっていたよ
ふと見み上あげたこの空そらは 何色なにいろと呼よぶのかな
季節きせつが過すぎたら忘わすれてしまっても
ねえ今日きょうみたいな雨あめの日ひは私わたしを思おもい出だして
そんなこと言いわないから また新あたらしい暮くらしの中なか
いつかきっとあなたの願ねがいが叶かなうように
晴はれるように
夕立yuudachiのno匂nioいがしてigashite 街machiはha騒sawaがしくなってgashikunatte
私watashiはha一人hitoriになってしまったninatteshimatta
貸kaしたままのshitamamano本honとto 借kaりたままのritamamano傘kasaがga
帰kaeるru場所basyoなくしたnakushita
家路iejiをwo急isoぐgu人hito うるさいurusai雨音amaoto
前髪maegamiがうねるのをこんなgaunerunowokonna時tokiさえsae気kiにしてるnishiteru
夕焼yuuyaけのkeno歩道hodouがga綺麗kireiだったことをdattakotowo
話hanaすsu人hitoがもういないんだなgamouinaindana
歩aruきki出daしたshita私watashiのno歩幅hohabaもmo 流nagaれてるreteruメロディmerodiーもmo
すべてがあなたにsubetegaanatani繋tsunaがっていたよgatteitayo
ふとfuto見mi上aげたこのgetakono空soraはha 何色naniiroとto呼yoぶのかなbunokana
明日ashitaになったらninattara私watashiのno心kokoroもmo晴haれるかなrerukana
二人futari過suごしたgoshita日々hibiはhaグラデguradeーションsyonになってninatte
元motoにはniha戻modoらないものだったよranaimonodattayo
ミルクmirukuとtoコkoーヒhiーがga綺麗kireiにni混maざりzari合aったらttara
戻modoれないみたいにさrenaimitainisa
生乾namagawaきのkinoシャツsyatsuのno匂nioいがiga取toれずにrezuni
私watashiがいないgainai日々hibiにni少sukoしはshiha困komaってねttene
傘kasaをwo忘wasuれてrete戸惑tomadoったりttari向muかいkai風kazeにni迷mayoってるtteru
あなたのanatano姿sugataがga目meにni浮uかぶからkabukara
ねえnee私watashiたちのtachino未来miraiをwo守mamoれなくてごめんねrenakutegomenne
あなたにanatani降fuってるtteru雨ameがga上aがるようにgaruyouni
飽aきるほどkiruhodo見miてたteta横顔yokogao 知shiりri尽tsuくしたkushita気kiでいたdeita背中senaka
まだmada話hanaしshi足taりないことばかりがrinaikotobakariga溢afuれてくるのretekuruno
何年nannen、何nan十juu年nenもmo先sakiのno日hiのno二人futariがga
今imaもまだmomada笑waraいかけてくるよikaketekuruyo
退屈taikutsuにni思omoえたありふれたetaarifureta日々hibiにni
ただあなたがいればそれでよかったよtadaanatagairebasoredeyokattayo
寄yoりri道michiしてshite買kaったtta花束hanatabaもmo 好suきになったkininatta映画eigaもmo
すべてがあなたにsubetegaanatani繋tsunaがっていたよgatteitayo
ふとfuto見mi上aげたこのgetakono空soraはha 何色naniiroとto呼yoぶのかなbunokana
季節kisetsuがga過suぎたらgitara忘wasuれてしまってもreteshimattemo
ねえnee今日kyouみたいなmitaina雨ameのno日hiはha私watashiをwo思omoいi出daしてshite
そんなことsonnakoto言iわないからwanaikara またmata新ataraしいshii暮kuらしのrashino中naka
いつかきっとあなたのitsukakittoanatano願negaいがiga叶kanaうようにuyouni
晴haれるようにreruyouni