蒼彩 歌詞 眩暈SIREN ふりがな付

離はなした手てに熱ねつの残滓ざんさいが
まだ消きえない
手繰たぐり寄よせても宙ちゅうを掻かいた
静しずかな空そら

背中せなかを丸まるめて歩あるいてる今日きょうが
明日あしたも明後日あさっても肩かたに張はり付ついて

気安きやすく日々ひびを浪費ろうひして楽らくな方ほうへ
誰だれも責せめはしないのに
焦燥しょうそうが埋うめ尽つくす
自分じぶんは今いまのままでもいいのだろうか
答こたえを知しる者ものなどいない

離はなした手てに熱ねつの残滓ざんさいが
まだ消きえない
手繰たぐり寄よせても宙ちゅうを掻かいた
静しずかな空そら

後悔こうかいを歌うたっても
その傷きずはより一層いっそう彩いろどられて
胸むねを塗ぬり潰つぶしていく

抑おさえつけたまま忘わすれていった
誰だれかを信しんじるなんて無意味むいみだ
何度なんどでも痛いたみを思おもい知しるばかりで

暖あたたかさを理解りかいした分ぶんだけ
失なくした悲かなしみに凍こごえてしまう

絵え空そら事ごとを謳うたっていた
人ひとはいつか消きえていった
どうにもならない事ことばかり

離はなした手てに熱ねつの残滓ざんさいがまだ消きえない
手繰たぐり寄よせても宙ちゅうを掻かいた静しずかな空そら
後悔こうかいを歌うたっても
その傷きずはより一層いっそう彩いろどられて
胸むねを塗ぬり潰つぶしていく