夜明よあけ直近ちょっきんの北きたの空そらは
渡わたる鳥とりさえ凍こおりつく 渡わたる鳥とりさえ凍こおりつく
遠とおくに見みえる山並やまなみに
かすかに白しろく残雪ざんせつ光ひかる かすかに白しろく残雪ざんせつ光ひかる
忘わすれるな故郷ふるさとを 帰かえってくるな二に度どと
忘わすれるな故郷ふるさとを 帰かえってくるな二に度どと
出でて行いくあなたに 何なにひとつ
見送みおくる母ははの言葉ことばさえない 見送みおくる母ははの言葉ことばさえない
この日ひまでの温ぬくもりと
小ちいさな思おもい出でただ浮うかぶ 小ちいさな思おもい出でただ浮うかぶ
忘わすれない故郷ふるさとを 帰かえらない二に度どと
忘わすれない故郷ふるさとを 帰かえれない二に度どと
流ながれる雲くものように 静しずかに時ときを超こえて
溢あふれる川かわのように 行いけるところまで行いけ
飛とび立たつ鳥とりは ふり向むかず
見知みしらぬ空そらへ身みを任まかせ 見知みしらぬ空そらへ身みを任まかせ
例たとえば翼つばさが 傷きずついて
土つちの上うえに倒たおれた時とき 土つちの上うえに倒たおれた時とき
思おもい出だせ故郷ふるさとを 帰かえれない故郷ふるさとを
思おもい出だせ故郷ふるさとを 帰かえらない故郷ふるさとを
夜明yoaけke直近chokkinのno北kitaのno空soraはha
渡wataるru鳥toriさえsae凍kooりつくritsuku 渡wataるru鳥toriさえsae凍kooりつくritsuku
遠tooくにkuni見miえるeru山並yamanaみにmini
かすかにkasukani白shiroくku残雪zansetsu光hikaるru かすかにkasukani白shiroくku残雪zansetsu光hikaるru
忘wasuれるなreruna故郷furusatoをwo 帰kaeってくるなttekuruna二ni度doとto
忘wasuれるなreruna故郷furusatoをwo 帰kaeってくるなttekuruna二ni度doとto
出deてte行iくあなたにkuanatani 何naniひとつhitotsu
見送miokuるru母hahaのno言葉kotobaさえないsaenai 見送miokuるru母hahaのno言葉kotobaさえないsaenai
このkono日hiまでのmadeno温nukuもりとmorito
小chiiさなsana思omoいi出deただtada浮uかぶkabu 小chiiさなsana思omoいi出deただtada浮uかぶkabu
忘wasuれないrenai故郷furusatoをwo 帰kaeらないranai二ni度doとto
忘wasuれないrenai故郷furusatoをwo 帰kaeれないrenai二ni度doとto
流nagaれるreru雲kumoのようにnoyouni 静shizuかにkani時tokiをwo超koえてete
溢afuれるreru川kawaのようにnoyouni 行iけるところまでkerutokoromade行iけke
飛toびbi立taつtsu鳥toriはha ふりfuri向muかずkazu
見知mishiらぬranu空soraへhe身miをwo任makaせse 見知mishiらぬranu空soraへhe身miをwo任makaせse
例tatoえばeba翼tsubasaがga 傷kizuついてtsuite
土tsuchiのno上ueにni倒taoれたreta時toki 土tsuchiのno上ueにni倒taoれたreta時toki
思omoいi出daせse故郷furusatoをwo 帰kaeれないrenai故郷furusatoをwo
思omoいi出daせse故郷furusatoをwo 帰kaeらないranai故郷furusatoをwo