芒に月 歌詞 椎名林檎 土曜ドラマ「ひとりでしにたい」 主題歌 ふりがな付

不景気ふけいきで人々ひとびとのフラストレーション膨ふくれ返かえり破滅はめつ寸前すんぜん
憂うれうべき世よですしカンバセーション取とり交かわして行いきたいもんです
いえそう簡単かんたんじゃなさそうです幽霊ゆうれいの正体しょうたいご覧らんになって枯かれ薄すすきとは
ニンゲンニンゲン双方そうほうぶっ刺さし合あって致命傷ちめいしょう食くらって南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
悠然ゆうぜんと構かまえてトランスフォーメーション延ひいては誇ほこっている融通性ゆうずうせい
中年ちゅうねん現役げんえき選手せんしゅ/ロストジェネレーションゆえ費用対効果ひようたいこうかに際さいし万全ばんぜん
だからもう勘繰かんぐっていらっしゃいますな他意たいなんて皆無かいむで一所懸命いっしょけんめい
枯かれ薄すすきと言いうニンゲンニンゲン愛あいそうと愛あいしたいと列島れっとう行脚あんぎゃ参拝さんぱいだ

体からだ 頭あたま 諌いさめ合あっている
僕ぼくは 僕ぼくを 疑うたがいたがる
魂たましいよ 応答おうとうせよ 歌うたえよ
連つれ去さりたもれ
いずこへなりと
海うみの深ふかく 包くるまって
過去かこに口付くちづけた矢先やさき ちゅ!
未来みらいへの門もんが開ひらいた
今いまを突つき刺さす両足りょうあし踏ふん張ばって立たち上あがれ
あ～あ いよいよ勝かち取とったんだ僕ぼくは僕ぼくの信頼しんらいを

土砂降どしゃぶりの雨あめ 脚あしを取とられる 敢あえて濡ぬらてば 敢あえて委ゆだねて
裸足はだしで走はしれ 流ながされるまま 息急いきせき切きって さあ彼方かなたへ‥

Crossing over fields and the hills we overcome
Looking at the sky for the sky is what we share
Capturing the wind, blow us from this muddy place
Feeling every beat in the racing of my heart

遠とおくまで来きた あなたを臨のぞむ夜よるが満みちていた 弥栄やさかよ祝いわうよ