王将一代小春しぐれ 浪曲歌謡篇 歌詞 椎名佐千子 ふりがな付

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よみ:おうしょういちだいこはるしぐれ ろうきょくかようへん

王将一代小春しぐれ 浪曲歌謡篇 歌詞

椎名佐千子

2019.8.14 リリース
作詞
吉岡治
作曲
市川昭介
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あかあお通天閣つうてんかくの、此処ここ浪花なにわ天王寺てんのうじ
女房にょうぼうどもを質入しちいれしても、将棋しょうぎさしたい阿呆あほなやつ。
貧乏びんぼうづまり千日手せんにちて、それでもれてついてゆく、小春こはる三吉さんきち物語ものがたり・・・・。

苦労くろうかぞえりゃ 八十一はちじゅういち
桝目ますめかぜ路地裏ろじうら長屋ながや
いまはだって いつかはときん
こまにぎれば きる
そんなあんたに れてます

小春こはる、ほんまにやったんか?・・・・・すまなんだ、わいはほんまにわる亭主ていしゅやった。
大阪おおさか素人しろうと名人めいじんやらおだてられてのぼせていたんや。もう今日きょうから、一生いっしょう将棋しょうぎはささへん。
女房にょうぼうどもにひもじいめさすようなこと、金輪際こんりんざいしやへん」
「あんた、つろうおっしゃろ。あれだけきできでたまらん将棋しょうぎをやめなはれうのが無理むりや・・・・・
おさしやす、おさしやす、かましまへんがな。そのかわり、そのかわり、さすからには日本にっぽんいち
将棋しょうぎさしになってしい・・・」「小春こはる・・・・・・わい、今日きょうからいのちがけや!」

そらあおいだ三吉さんきちの、まわってそっとく、ほおなみだかはたつゆか、小春こはるしぐれをだれろ・・・・・。

女房にょうぼうどもを かせたばち
あのでわたしが かわってける
さしてください のすむように
将棋しょうぎ極道ごくどう えやないの
そばにこまがいる

ときながれて幾星霜いくせいそう 天下てんか坂田さかたがあがる・・・・・。

小春こはる、わいったで・・・・・すぐ大阪おおさかかえるさかい、になや、になや、んだらあかんで、小春こはる!」

西にし坂田さかたひがし関根せきね
おとこいのちあかねやす
たとえけよと 日本にっぽんいち
あんたわたしの 王将おうしょう
小春こはる三吉さんきち めおとごま

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曲名:王将一代小春しぐれ 浪曲歌謡篇 歌手:椎名佐千子