さらさらと 枯かれさわぐ 川原かわらゆく 光ひかりと影かげ
今いまはなき故郷こきょうと 同おなじ匂においの風かぜわたる
目めを閉とじればすぐ会あえる 巡めぐり来くる春はるに
散ちりてなお 咲さいている 君きみの面影おもかげ 胸むねに
またひとり 歩あるき出だす 金かねいろに頬ほほを染そめて
過すぎし日ひの約束やくそくは 叶かなうことなくほどけて
今いまもまだ揺ゆれている 心こころの水面みなもさざめかせ
手てを伸のばせばふれられる 時ときの後うしろ髪がみ
いつの日ひか 帰かえさらむと 想おもい描えがく景色けしきは
現うつし世よにもう無ないのに 誰だれも消けし去されはしない
いつか来きた道みちを たどり橋はし渡わたれば
何事なにごともない賑にぎわいに紛まぎれ 忘わすれゆく
散ちりてなお 咲さいている 君きみの面影おもかげ 胸むねに
またひとり 歩あるき出だす 金かねいろに頬ほほを染そめて
いつの日ひか 帰かえさらむと 想おもい描えがく景色けしきは
現うつし世よにもう無ないのに 誰だれも消けし去されはしない
さらさらとsarasarato 枯kaれさわぐresawagu 川原kawaraゆくyuku 光hikariとto影kage
今imaはなきhanaki故郷kokyouとto 同onaじji匂nioいのino風kazeわたるwataru
目meをwo閉toじればすぐjirebasugu会aえるeru 巡meguりri来kuるru春haruにni
散chiりてなおritenao 咲saいているiteiru 君kimiのno面影omokage 胸muneにni
またひとりmatahitori 歩aruきki出daすsu 金kaneいろにironi頬hohoをwo染soめてmete
過suぎしgishi日hiのno約束yakusokuはha 叶kanaうことなくほどけてukotonakuhodokete
今imaもまだmomada揺yuれているreteiru 心kokoroのno水面minamoさざめかせsazamekase
手teをwo伸noばせばふれられるbasebafurerareru 時tokiのno後ushiろro髪gami
いつのitsuno日hiかka 帰kaesaらむとramuto 想omoいi描egaくku景色keshikiはha
現utsuしshi世yoにもうnimou無naいのにinoni 誰dareもmo消keしshi去saれはしないrehashinai
いつかitsuka来kiたta道michiをwo たどりtadori橋hashi渡wataればreba
何事nanigotoもないmonai賑nigiわいにwaini紛magiれre 忘wasuれゆくreyuku
散chiりてなおritenao 咲saいているiteiru 君kimiのno面影omokage 胸muneにni
またひとりmatahitori 歩aruきki出daすsu 金kaneいろにironi頬hohoをwo染soめてmete
いつのitsuno日hiかka 帰kaesaらむとramuto 想omoいi描egaくku景色keshikiはha
現utsuしshi世yoにもうnimou無naいのにinoni 誰dareもmo消keしshi去saれはしないrehashinai