山女ヤマメ焼やいてる 囲い炉ろ裡りのけむり
これが故郷こきょうの 匂においだよ
祭まつり太鼓たいこを 遠とおくに聞きいて
おふくろ料理りょうりに 舌したづつみ
いいもんだ… いいもんだ…
いくつになっても 古里ふるさとは
いいもんだ…
都会まちの疲つかれを 湯槽ゆぶねで流ながしゃ
幼おさななじみが 声こえかける
郷里くにの訛なまりで 仇名あだなを呼よべば
こころは戻もどるよ あの青春ころに
いいもんだ… いいもんだ…
いくつになっても 古里ふるさとは
いいもんだ…
若わかい頃ころには 一いち升酒ますざけも
今いまは二合にごうで 高たかいびき
眠ねむる親父おやじの 髭面ひげづらみれば
鉄拳げんこの痛いたみも 懐なつかしい
いいもんだ… いいもんだ…
いくつになっても 古里ふるさとは
いいもんだ…
いいもんだ…
山女yamame焼yaいてるiteru 囲i炉ro裡riのけむりnokemuri
これがkorega故郷kokyouのno 匂nioいだよidayo
祭matsuりri太鼓taikoをwo 遠tooくにkuni聞kiいてite
おふくろofukuro料理ryouriにni 舌shitaづつみdutsumi
いいもんだiimonda… いいもんだiimonda…
いくつになってもikutsuninattemo 古里furusatoはha
いいもんだiimonda…
都会machiのno疲tsukaれをrewo 湯槽yubuneでde流nagaしゃsya
幼osanaなじみがnajimiga 声koeかけるkakeru
郷里kuniのno訛namaりでride 仇名adanaをwo呼yoべばbeba
こころはkokoroha戻modoるよruyo あのano青春koroにni
いいもんだiimonda… いいもんだiimonda…
いくつになってもikutsuninattemo 古里furusatoはha
いいもんだiimonda…
若wakaいi頃koroにはniha 一ichi升酒masuzakeもmo
今imaはha二合nigouでde 高takaいびきibiki
眠nemuるru親父oyajiのno 髭面higeduraみればmireba
鉄拳genkoのno痛itaみもmimo 懐natsuかしいkashii
いいもんだiimonda… いいもんだiimonda…
いくつになってもikutsuninattemo 古里furusatoはha
いいもんだiimonda…
いいもんだiimonda…