美うつくしく生いきたい あの時ときの君きみの声こえも
人混ひとごみにまぎれた 夜よるに散ちる花火はなびのよう
浴衣ゆかたの藍あいよりも 見下みおろす川かわの
深ふかさに負まけまいと 君きみを抱だきしめていた
あれは遠とおい日ひの幻まぼろしだったのか
あれを初恋はつこいと人ひとは呼よぶだろうか
僕ぼくは流ながれている この広ひろい都会とかいの河かわ
人ひとに染そまりながら 音おとのない花火はなびのよう
今年ことしは帰かえりたい 約束やくそくの橋はし
それでも帰かえれない あの場所ばしょへ帰かえれない
僕ぼくは美うつくしく生いきていないから
今いまは故郷こきょうをなぜかさけている
汚よごれたこの河かわの 流ながれに浮うかぶ
小ちいさなうたかたに ネオンがキラめいてる
閉とじた心こころにも鮮あざやかに見みえる
あの日ひ君きみと見みた遠とおい花火はなびのよう
僕ぼくは石いしを投なげた僕ぼくの思おもい出でに
閉とじた僕ぼくの目めは遠とおい花火はなびを見みた
美utsukuしくshiku生iきたいkitai あのano時tokiのno君kimiのno声koeもmo
人混hitogoみにまぎれたminimagireta 夜yoruにni散chiるru花火hanabiのようnoyou
浴衣yukataのno藍aiよりもyorimo 見下mioろすrosu川kawaのno
深fukaさにsani負maけまいとkemaito 君kimiをwo抱daきしめていたkishimeteita
あれはareha遠tooいi日hiのno幻maboroshiだったのかdattanoka
あれをarewo初恋hatsukoiとto人hitoはha呼yoぶだろうかbudarouka
僕bokuはha流nagaれているreteiru このkono広hiroいi都会tokaiのno河kawa
人hitoにni染soまりながらmarinagara 音otoのないnonai花火hanabiのようnoyou
今年kotoshiはha帰kaeりたいritai 約束yakusokuのno橋hashi
それでもsoredemo帰kaeれないrenai あのano場所basyoへhe帰kaeれないrenai
僕bokuはha美utsukuしくshiku生iきていないからkiteinaikara
今imaはha故郷kokyouをなぜかさけているwonazekasaketeiru
汚yogoれたこのretakono河kawaのno 流nagaれにreni浮uかぶkabu
小chiiさなうたかたにsanautakatani ネオンneonがgaキラkiraめいてるmeiteru
閉toじたjita心kokoroにもnimo鮮azaやかにyakani見miえるeru
あのano日hi君kimiとto見miたta遠tooいi花火hanabiのようnoyou
僕bokuはha石ishiをwo投naげたgeta僕bokuのno思omoいi出deにni
閉toじたjita僕bokuのno目meはha遠tooいi花火hanabiをwo見miたta