暫しばらくでいい暇ひまをくれ
深ふかい訳わけなどないのさ
胸むねでのたうち続つづけるもうひとりの俺おれ
嵐かぜに放はなちに行いくだけ…
うわの宙そらの近頃ちかごろ何なにかと疑うたがっていたのは
薄々うすうす、空気くうきで読よめた…
ばかは止よせよ
おまえと暮くらしどんなに感謝かんしゃしているか
めぐり遭あえて生いきる楽たのしさ教おしえてもらった
普段通ふだんどおり待まっていてほしい心こころを定さだめてみるまで
仕事しごとしかない明あけ暮くれは
塵ちりが日増ひましに積つもるよ
今日きょうも歩あるかず来きた人生みち
もうひとりの俺おれ、未練みれんがましく悔くやんだ…
こんなどちらつかずのおまえも護まもれないやつでは
つれ添そう資格しかくもないね…
今いまは哭なくな
女おんなにすれば愚おろかな思おもい込こみだろう
解わかれだとか言いったところで解わかりはすまいさ
行方ゆくえなんかどこか知しれないが
ともかく行いかねばならない
庭にわをごらん
緑みどりの樹々きぎは 永遠とこしえ、色褪いろあせはしない
ひとの絆いとも常つねに緑みどりと信しんじておいでよ
帰かえる日ひこそ確しかと抱だいてやる
確たしかさ掴つかんだ、この掌てのひらで……
暫shibaraくでいいkudeii暇himaをくれwokure
深fukaいi訳wakeなどないのさnadonainosa
胸muneでのたうちdenotauchi続tsuduけるもうひとりのkerumouhitorino俺ore
嵐kazeにni放hanaちにchini行iくだけkudake…
うわのuwano宙soraのno近頃chikagoro何naniかとkato疑utagaっていたのはtteitanoha
薄々usuusu、空気kuukiでde読yoめたmeta…
ばかはbakaha止yoせよseyo
おまえとomaeto暮kuらしどんなにrashidonnani感謝kansyaしているかshiteiruka
めぐりmeguri遭aえてete生iきるkiru楽tanoしさshisa教oshiえてもらったetemoratta
普段通fudandooりri待maっていてほしいtteitehoshii心kokoroをwo定sadaめてみるまでmetemirumade
仕事shigotoしかないshikanai明aけke暮kuれはreha
塵chiriがga日増himaしにshini積tsuもるよmoruyo
今日kyouもmo歩aruかずkazu来kiたta人生michi
もうひとりのmouhitorino俺ore、未練mirenがましくgamashiku悔kuやんだyanda…
こんなどちらつかずのおまえもkonnadochiratsukazunoomaemo護mamoれないやつではrenaiyatsudeha
つれtsure添soうu資格shikakuもないねmonaine…
今imaはha哭naくなkuna
女onnaにすればnisureba愚oroかなkana思omoいi込koみだろうmidarou
解wakaれだとかredatoka言iったところでttatokorode解wakaりはすまいさrihasumaisa
行方yukueなんかどこかnankadokoka知shiれないがrenaiga
ともかくtomokaku行iかねばならないkanebanaranai
庭niwaをごらんwogoran
緑midoriのno樹々kigiはha 永遠tokoshie、色褪iroaせはしないsehashinai
ひとのhitono絆itoもmo常tsuneにni緑midoriとto信shinじておいでよjiteoideyo
帰kaeるru日hiこそkoso確shikaとto抱daいてやるiteyaru
確tashiかさkasa掴tsukaんだnda、このkono掌tenohiraでde……