悲かなしい出来事できごとが
この雨あめだとしたら
傘かさをさしても濡ぬれる肩かたが
正直しょうじきな気持きもちだけど
独ひとりの時ときこそちゃんと
強つよくいたいんだと
あまりにも思おもいすぎて
自分じぶんまで失なくしそうで
ほんの少すこし弱音よわねを吐はいて
ほんの少すこし抱だきしめてもらいたい
君きみは許ゆるしてくれるだろうか
この傘かさをたためば
僕ぼくはびしょぬれの
君きみを好すきだと思おもうただの男おとこになる
この傘かさをさして
独ひとりで行いくと言いうのなら
喜よろこんで渡わたすよ
バカみたいに君きみが恋こいしい
携帯けいたい電話でんわを出だして
ポケットに戻もどした
伝つたえたい言葉ことばがいくつも
世間話せけんばなしに変かわってしまうから
雷かみなりがひどかった
あの夜よると同おなじように
屋根やねのない公衆こうしゅう電話でんわから
もう一度いちど話はなしたい
大切たいせつな事ことまで忘わすれないでと
案あんずる君きみを払はらい突つっ張ぱるほど
僕ぼくは何なにも解わかっちゃいなかった
この傘かさをたためば
僕ぼくはびしょぬれの
君きみを好すきだと思おもうただの男おとこなのに
この傘かさをさして
独ひとりで行いくと君きみが言いっても
「勝手かってにしろ」で片かたづくほど
強つよい自分じぶんでもないのに
良いいときだけ守まもるような
僕ぼくじゃ君きみを愛あいせない
悪わるいときこそ君きみを守まもれる
僕ぼくじゃなきゃ愛あいする資格しかくもない
この傘かさをたためば
僕ぼくはびしょぬれの
君きみを好すきだと思おもうただの男おとこになる
この傘かさをさして
独ひとりで行いくと言いうのなら
喜よろこんで渡わたすよ
バカみたいに君きみが恋こいしい
悲kanaしいshii出来事dekigotoがga
このkono雨ameだとしたらdatoshitara
傘kasaをさしてもwosashitemo濡nuれるreru肩kataがga
正直syoujikiなna気持kimoちだけどchidakedo
独hitoりのrino時tokiこそちゃんとkosochanto
強tsuyoくいたいんだとkuitaindato
あまりにもamarinimo思omoいすぎてisugite
自分jibunまでmade失naくしそうでkushisoude
ほんのhonno少sukoしshi弱音yowaneをwo吐haいてite
ほんのhonno少sukoしshi抱daきしめてもらいたいkishimetemoraitai
君kimiはha許yuruしてくれるだろうかshitekurerudarouka
このkono傘kasaをたためばwotatameba
僕bokuはびしょぬれのhabisyonureno
君kimiをwo好suきだとkidato思omoうただのutadano男otokoになるninaru
このkono傘kasaをさしてwosashite
独hitoりでride行iくとkuto言iうのならunonara
喜yorokoんでnde渡wataすよsuyo
バカbakaみたいにmitaini君kimiがga恋koiしいshii
携帯keitai電話denwaをwo出daしてshite
ポケットpokettoにni戻modoしたshita
伝tsutaえたいetai言葉kotobaがいくつもgaikutsumo
世間話sekenbanashiにni変kaわってしまうからwatteshimaukara
雷kaminariがひどかったgahidokatta
あのano夜yoruとto同onaじようにjiyouni
屋根yaneのないnonai公衆kousyuu電話denwaからkara
もうmou一度ichido話hanaしたいshitai
大切taisetsuなna事kotoまでmade忘wasuれないでとrenaideto
案anずるzuru君kimiをwo払haraいi突tsuっxtu張paるほどruhodo
僕bokuはha何naniもmo解wakaっちゃいなかったtchainakatta
このkono傘kasaをたためばwotatameba
僕bokuはびしょぬれのhabisyonureno
君kimiをwo好suきだとkidato思omoうただのutadano男otokoなのにnanoni
このkono傘kasaをさしてwosashite
独hitoりでride行iくとkuto君kimiがga言iってもttemo
「勝手katteにしろnishiro」でde片kataづくほどdukuhodo
強tsuyoいi自分jibunでもないのにdemonainoni
良iいときだけitokidake守mamoるようなruyouna
僕bokuじゃja君kimiをwo愛aiせないsenai
悪waruいときこそitokikoso君kimiをwo守mamoれるreru
僕bokuじゃなきゃjanakya愛aiするsuru資格shikakuもないmonai
このkono傘kasaをたためばwotatameba
僕bokuはびしょぬれのhabisyonureno
君kimiをwo好suきだとkidato思omoうただのutadano男otokoになるninaru
このkono傘kasaをさしてwosashite
独hitoりでride行iくとkuto言iうのならunonara
喜yorokoんでnde渡wataすよsuyo
バカbakaみたいにmitaini君kimiがga恋koiしいshii