よみ:みせじまい
店じまい 歌詞
-
槇原敬之
- 2006.2.22 リリース
- 作詞
- NORIYUKI MAKIHARA
- 作曲
- NORIYUKI MAKIHARA
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撃うち合あう兵士へいしの流ながれ弾だまに
息子むすこと同おなじくらいの
子供こどもが倒たおれていくのを
たった今いまニュースで見みた
その兵士へいしが持もっていた
銃じゅうに見覚みおぼえがあった
それが自分じぶんの作つくったものと
気きづいて血ちの気けが引ひいた
サッカーの話はなしの途中とちゅうで
眠ねむってしまった天使てんしに
触ふれようとした手てを引ひいた
悪あく魔まの手てのように見みえて
震ふるえてとまらない両手りょうてを
じっと見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
やっとの思おもいで組くんだ手てを
額ひたいに当あてて彼かれは祈いのる
「あぁ、神様かみさまどうか
彼かれを助たすけてください」
一人ひとりがやめたぐらいで
なくなるわけではないし
生いきていくため仕方しかたないと
そういって今いままで来きた
銃じゅうを一ひとつ作つくればまた
銃口じゅうこうが向むけられる者ものが増ふえる
生いきていくために仕方しかたないと
誰だれかの命いのちを奪うばっていた
眠ねむる息子むすこの顔かおを見みた
自分じぶんに今いま出来できる事ことを
自分じぶんが今いまするべき事ことを
落おち着ついてよく考かんがえるんだ
まだ震ふるえる両手りょうてを
もう一度いちど見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
誰だれかを抱いだくため
誰だれかの幸しあわせを祈いのるため そして
店みせをたたむために
この手てはあると気付きづいた
そのときテレビはベッドで
包帯ほうたいを巻まかれたあの子こを映うつす
誰だれかの命いのちが救すくわれることで
自分じぶんの命いのちが救すくわれる
まだ震ふるえる両手りょうてを
もう一度いちど見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
誰だれかを抱だくため誰だれかの幸しあわせを
祈いのるためにこの手てはあると
忘わすれずに生いきていくために
「あぁ、神様かみさま
私わたしは店みせをたたみます」
息子むすこと同おなじくらいの
子供こどもが倒たおれていくのを
たった今いまニュースで見みた
その兵士へいしが持もっていた
銃じゅうに見覚みおぼえがあった
それが自分じぶんの作つくったものと
気きづいて血ちの気けが引ひいた
サッカーの話はなしの途中とちゅうで
眠ねむってしまった天使てんしに
触ふれようとした手てを引ひいた
悪あく魔まの手てのように見みえて
震ふるえてとまらない両手りょうてを
じっと見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
やっとの思おもいで組くんだ手てを
額ひたいに当あてて彼かれは祈いのる
「あぁ、神様かみさまどうか
彼かれを助たすけてください」
一人ひとりがやめたぐらいで
なくなるわけではないし
生いきていくため仕方しかたないと
そういって今いままで来きた
銃じゅうを一ひとつ作つくればまた
銃口じゅうこうが向むけられる者ものが増ふえる
生いきていくために仕方しかたないと
誰だれかの命いのちを奪うばっていた
眠ねむる息子むすこの顔かおを見みた
自分じぶんに今いま出来できる事ことを
自分じぶんが今いまするべき事ことを
落おち着ついてよく考かんがえるんだ
まだ震ふるえる両手りょうてを
もう一度いちど見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
誰だれかを抱いだくため
誰だれかの幸しあわせを祈いのるため そして
店みせをたたむために
この手てはあると気付きづいた
そのときテレビはベッドで
包帯ほうたいを巻まかれたあの子こを映うつす
誰だれかの命いのちが救すくわれることで
自分じぶんの命いのちが救すくわれる
まだ震ふるえる両手りょうてを
もう一度いちど見みつめる
誰だれかの命いのち奪うばうために
この手てはあるんじゃない
誰だれかを抱だくため誰だれかの幸しあわせを
祈いのるためにこの手てはあると
忘わすれずに生いきていくために
「あぁ、神様かみさま
私わたしは店みせをたたみます」