ボタンが取とれているだけで
着きれないシャツを持もったまま
君きみがもうこの部屋へやにいないことを
確たしかめていたけど
忙いそがしい日々ひびの隙間すきまの
中途半端ちゅうとはんぱな空白くうはくで
細ほそい背中せなかを思おもうのが何なにより辛つらい
めざめた僕ぼくの首筋くびすじに君きみの長ながい髪かみを
感かんじられたあの日々ひびを 取とり戻もどしたい
二人ふたりで暮くらした日々ひびよりも
誰だれかの噂うわさを信しんじた
僕ぼくになぜうつむいたままで言いい返かえせなかったの
とても長ながい時間じかんをかけて解わかることもあるよと
きのう電話でんわで友達ともだちが話はなしてくれていたけれど
僕ぼくにも一ひとつ気付きづくのに遅おそすぎたことがあるよ
君きみが僕ぼくの景色けしきにいつもいた大切たいせつな毎日まいにち
私わたし電でんの高架下こうかした 君きみが聞きき取とれないから
何度なんども好すきと言いわされた あの日ひさえ陰かげる
自分じぶんの弱よわさも知しらないで強つよく責せめたあの夜よる
確たしか部屋へやには降ふりだした雨あめの匂においがしてた
今いまも部屋へやには振ふり出だした雨あめの匂においがしてる
ボタンbotanがga取toれているだけでreteirudakede
着kiれないrenaiシャツsyatsuをwo持moったままttamama
君kimiがもうこのgamoukono部屋heyaにいないことをniinaikotowo
確tashiかめていたけどkameteitakedo
忙isogaしいshii日々hibiのno隙間sukimaのno
中途半端chuutohanpaなna空白kuuhakuでde
細hosoいi背中senakaをwo思omoうのがunoga何naniよりyori辛tsuraいi
めざめたmezameta僕bokuのno首筋kubisujiにni君kimiのno長nagaいi髪kamiをwo
感kanじられたあのjiraretaano日々hibiをwo 取toりri戻modoしたいshitai
二人futariでde暮kuraしたshita日々hibiよりもyorimo
誰dareかのkano噂uwasaをwo信shinじたjita
僕bokuになぜうつむいたままでninazeutsumuitamamade言iいi返kaeせなかったのsenakattano
とてもtotemo長nagaいi時間jikanをかけてwokakete解wakaることもあるよとrukotomoaruyoto
きのうkinou電話denwaでde友達tomodachiがga話hanaしてくれていたけれどshitekureteitakeredo
僕bokuにもnimo一hitoつtsu気付kiduくのにkunoni遅osoすぎたことがあるよsugitakotogaaruyo
君kimiがga僕bokuのno景色keshikiにいつもいたniitsumoita大切taisetsuなna毎日mainichi
私watashi電denのno高架下koukashita 君kimiがga聞kiきki取toれないからrenaikara
何度nandoもmo好suきとkito言iわされたwasareta あのano日hiさえsae陰kageるru
自分jibunのno弱yowaさもsamo知shiらないでranaide強tsuyoくku責seめたあのmetaano夜yoru
確tashiかka部屋heyaにはniha降fuりだしたridashita雨ameのno匂nioいがしてたigashiteta
今imaもmo部屋heyaにはniha振fuりri出daしたshita雨ameのno匂nioいがしてるigashiteru