一杯のコーヒーから 歌詞 さだまさし ふりがな付

一杯いっぱいのコーヒーから
夢ゆめの花はな咲さくこともある
街まちのテラスの夕暮ゆうぐれに
二人ふたりの胸むねの灯ともし火びが
チラリホラリと つきました

一杯いっぱいのコーヒーから
モカの姫君ひめぎみ ジャバ娘むすめ
唄うたは南みなみのセレナーデ
貴女あなたと二人ふたり ほがらかに
肩かたを並ならべて 唄うたいましょう

一杯いっぱいのコーヒーから
夢ゆめはほのかに 香かおります
赤あかい模様もようの アラベスク
あそこの窓まどの カーテンが
ゆらりゆらりと ゆれてます

一杯いっぱいのコーヒーから
小鳥ことりさえずる 春はるも来くる
今宵こよい二人ふたりの ほろにがさ
角砂糖かくざとう二ふたつ入いれましょうか
月つきの出でぬ間あいだに 冷ひえぬ間あいだに