よみ:あきかんとしらさぎ
空缶と白鷺 歌詞
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白鷺しらさぎが一羽いちわ 一輪いちりんの白菊しらぎくの様ように
汚よごれた河かわのほとりで 空缶あきかんに埋うもれ
静しずかに 水みずをみつめてる
かくれんぼを知しらない子供こどもが増ふえたって
誰だれかが話はなしてた
ひとり暮ぐらしの老人ろうじん達たちが増ふえたって
誰だれかがつぶやいた
僕ぼくがこんな風ふうにお前まえを抱だきしめている時ときに
何処どこかで誰だれかが お腹なかを空すかせて死しんでゆく
ああ いつだって
彼かれらを追おいつめているのは僕ぼくだった
そう そのくせに
手てを差さしのべるふりするのも僕ぼくだった
それが時代じだいの正体しょうたいだと嘘うそを承知しょうちで
笑わらえる程ほどに 大人おとなを演えんじ
ふと気きがつけば 僕ぼくは卑怯ひきょうな顔かおになった
世論調査よろんちょうさでは国民こくみんの九割きゅうわりが
中位ちゅうくらい満足まんぞくしてるって
何なにかとひきかえにこの国くにも
一流いちりゅうの服ふくだけ手てに入いれた
僕ぼくがこんな風ふうにお前まえを抱だきしめている時ときに
何処どこかで誰だれかがピストルに射いたれて死しんでゆく
ああ いつだって
失なくしたくないものたちが多おおすぎて
そう そのくせに
失なくしたあとで気きづくものばかり
それが幸福こうふくの証あかしだと嘘うそを承知しょうちで
悲かなしみながら 迷まよいながら それでも
精一杯せいいっぱいに 誰だれもが 現在げんざいを生いきている
2016年ねんの夏なつに子供こどもが
今いまの僕ぼくの歳としになる
その時代じだいは彼かれに自由じゆうに唄うたを
唄うたわせてくれるだろうか
卑怯ひきょうな顔かおになって生いきることに
彼かれが迷まよう頃ころに
僕ぼくは何なにかの 答こたえを出だせるだろうか
汚よごれた河かわのほとりで 空缶あきかんに埋うもれ
静しずかに 水みずをみつめてる
かくれんぼを知しらない子供こどもが増ふえたって
誰だれかが話はなしてた
ひとり暮ぐらしの老人ろうじん達たちが増ふえたって
誰だれかがつぶやいた
僕ぼくがこんな風ふうにお前まえを抱だきしめている時ときに
何処どこかで誰だれかが お腹なかを空すかせて死しんでゆく
ああ いつだって
彼かれらを追おいつめているのは僕ぼくだった
そう そのくせに
手てを差さしのべるふりするのも僕ぼくだった
それが時代じだいの正体しょうたいだと嘘うそを承知しょうちで
笑わらえる程ほどに 大人おとなを演えんじ
ふと気きがつけば 僕ぼくは卑怯ひきょうな顔かおになった
世論調査よろんちょうさでは国民こくみんの九割きゅうわりが
中位ちゅうくらい満足まんぞくしてるって
何なにかとひきかえにこの国くにも
一流いちりゅうの服ふくだけ手てに入いれた
僕ぼくがこんな風ふうにお前まえを抱だきしめている時ときに
何処どこかで誰だれかがピストルに射いたれて死しんでゆく
ああ いつだって
失なくしたくないものたちが多おおすぎて
そう そのくせに
失なくしたあとで気きづくものばかり
それが幸福こうふくの証あかしだと嘘うそを承知しょうちで
悲かなしみながら 迷まよいながら それでも
精一杯せいいっぱいに 誰だれもが 現在げんざいを生いきている
2016年ねんの夏なつに子供こどもが
今いまの僕ぼくの歳としになる
その時代じだいは彼かれに自由じゆうに唄うたを
唄うたわせてくれるだろうか
卑怯ひきょうな顔かおになって生いきることに
彼かれが迷まよう頃ころに
僕ぼくは何なにかの 答こたえを出だせるだろうか