甘あまくてしょっぱい 不思議ふしぎな味あじがする
お腹なかが減へったら すぐに手てが出でるよ
一口ひとくちで半分はんぶん 二口ふたくちで頬張ほおばって
みんな驚おどろく くらい食たべちゃうぞ
冷つめたくたって 温あたたかくたって
知しらないうちに 一個いっこ二に個こもっと
止とまらない
お豆腐とうふ揚あげて こんがり揚あげて
ご飯はんをつめていなり寿司ずし
お弁当箱べんとうばこにたくさんつめて
おいしいいなり
明日あしたお祭まつり 近所きんじょのお稲荷いなりさん
おばあちゃんはりきって 作つくったいなり寿司ずし
「お供そなえ物ものだから食たべちゃダメ!」
言いわれたけれど
なんだかガマンできなくて
おいなりさんはどこにあるかな?
台所だいどころ探さがして驚おどろいた
においにつられ出会であった僕ぼくと
もう一匹いっぴき
そこにいたのは おいなりさんを
目当めあてに来きてたキツネさん
びっくりしたよ だけど一緒いっしょに
食たべようよ!
お腹なかいっぱい食たべたら急きゅうに
眠ねむくなったよキツネさん
朝あさになったら 一言ひとこと書かいた
葉はっぱが一枚いちまい
「ごちそうさま」
甘amaくてしょっぱいkutesyoppai 不思議fushigiなna味ajiがするgasuru
おo腹nakaがga減heったらttara すぐにsuguni手teがga出deるよruyo
一口hitokuchiでde半分hanbun 二口futakuchiでde頬張hoobaってtte
みんなminna驚odoroくku くらいkurai食taべちゃうぞbechauzo
冷tsumeたくたってtakutatte 温atataかくたってkakutatte
知shiらないうちにranaiuchini 一個ikko二ni個koもっとmotto
止toまらないmaranai
おo豆腐toufu揚aげてgete こんがりkongari揚aげてgete
ごgo飯hanをつめていなりwotsumeteinari寿司zushi
おo弁当箱bentoubakoにたくさんつめてnitakusantsumete
おいしいいなりoishiiinari
明日ashitaおo祭matsuりri 近所kinjoのおnoo稲荷inariさんsan
おばあちゃんはりきってobaachanharikitte 作tsukuったいなりttainari寿司zushi
「おo供sonaえe物monoだからdakara食taべちゃbechaダメdame!」
言iわれたけれどwaretakeredo
なんだかnandakaガマンgamanできなくてdekinakute
おいなりさんはどこにあるかなoinarisanhadokoniarukana?
台所daidokoro探sagaしてshite驚odoroいたita
においにつられnioinitsurare出会deaったtta僕bokuとto
もうmou一匹ippiki
そこにいたのはsokoniitanoha おいなりさんをoinarisanwo
目当meaてにteni来kiてたtetaキツネkitsuneさんsan
びっくりしたよbikkurishitayo だけどdakedo一緒issyoにni
食taべようよbeyouyo!
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眠nemuくなったよkunattayoキツネkitsuneさんsan
朝asaになったらninattara 一言hitokoto書kaいたita
葉haっぱがppaga一枚ichimai
「ごちそうさまgochisousama」