火の舞 歌詞 田川寿美 ふりがな付

空そらは闇夜やみよの 神無月かんなづき
こらえる恋情おもいが 火ひにかわる
抜ぬき差さしならない この恋こいの
最後さいごの旅たびが 終おわります

女おんなは愛あいしてゆくほどに
愛あいがなおさら 欲ほしくなる

燃もえて 燃もえて 燃もえて 燃もえて
身みも世よも捨すてて 迷まよい咲ざき
あかあかあかと ぬりつぶす
心乱こころみだれて おんな舞まい…

ふたり愛あいして 愛あいされて
過すごした月日つきひは 夢ゆめのごと
どんなに切せつなく つらくても
逢あえないよりは 楽らくでした

百年ひゃくねん千年せんねん 待まったなら
いつかは何処どこかで 逢あえますか

燃もえて 燃もえて 燃もえて 燃もえて
死しぬ気きでひとり 散ちらす花はな
きりきりきりと 胸むねにさす
心乱こころみだれて おんな舞まい…

燃もえて 燃もえて 燃もえて 燃もえて
身みも世よも捨すてて 迷まよい咲ざき
あかあかあかと 焼やきつくす
心乱こころみだれて おんな舞まい…