よみ:はなのこう
花の香 歌詞
-
キタニタツヤ
- 2019.9.25 リリース
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生なまぬるい土つちの匂におい
靄もやがかった視界しかいの奥おくに
あなたの横顔よこがお
鼻先はなさきをくすぐる
湿しめっぽい夜よるの芳香ほうこうで
くらくらしたんだ
傾かしげた首くび、潤うるんだ目め
はだけた肩かたに刻きざんだ青あお
紗幕しゃまくの奥おくに潜ひそんだ
やわ肌はだの上うえを
流ながれていく赤色あかいろに魅入みいられてしまった
汗あせばんだその首筋くびすじに指ゆびを走はしらす
濡ぬれそぼった花はなの香かで緩ゆるんだくちもとに
垂涎すいぜん 息いきを呑のんだ
何なにもかも奪うばってしまえたなら
薄闇うすやみに紛まぎれて
垣間見かいまみた視界しかいの奥おくに
踊おどる花はな一ひとつ
帳とばりを少すこし上あげる
ガラスの眼めに狼狽ろうばいの色いろ
壊こわれそうだった
傾かしげた首くび、潤うるんだ目め
はだけた肩かたに刻きざんだ青あお
伸のばした手てで触ふれた髪かみ
かんざしを抜ぬけば
その頬ほほには紅色べにいろが頼たよりなげに点さした
燻くゆらせた紫煙しえんの行方ゆくえに不帰かえらずの影かげ
ひたに揺ゆれる花はなの香かで誘いざなわれた先さきに
散瞳さんどう 目めが眩くらんだ
その頬ほほに光ひかった滴しずく一ひとつ
茹うだる夏なつの街灯まちあかり、虫むしが集たかる夜よるに
ほどいた髪かみ、濡ぬれ烏がらす 艶あでやかに香かおった
靄もやがかった視界しかいの奥おくに
あなたの横顔よこがお
鼻先はなさきをくすぐる
湿しめっぽい夜よるの芳香ほうこうで
くらくらしたんだ
傾かしげた首くび、潤うるんだ目め
はだけた肩かたに刻きざんだ青あお
紗幕しゃまくの奥おくに潜ひそんだ
やわ肌はだの上うえを
流ながれていく赤色あかいろに魅入みいられてしまった
汗あせばんだその首筋くびすじに指ゆびを走はしらす
濡ぬれそぼった花はなの香かで緩ゆるんだくちもとに
垂涎すいぜん 息いきを呑のんだ
何なにもかも奪うばってしまえたなら
薄闇うすやみに紛まぎれて
垣間見かいまみた視界しかいの奥おくに
踊おどる花はな一ひとつ
帳とばりを少すこし上あげる
ガラスの眼めに狼狽ろうばいの色いろ
壊こわれそうだった
傾かしげた首くび、潤うるんだ目め
はだけた肩かたに刻きざんだ青あお
伸のばした手てで触ふれた髪かみ
かんざしを抜ぬけば
その頬ほほには紅色べにいろが頼たよりなげに点さした
燻くゆらせた紫煙しえんの行方ゆくえに不帰かえらずの影かげ
ひたに揺ゆれる花はなの香かで誘いざなわれた先さきに
散瞳さんどう 目めが眩くらんだ
その頬ほほに光ひかった滴しずく一ひとつ
茹うだる夏なつの街灯まちあかり、虫むしが集たかる夜よるに
ほどいた髪かみ、濡ぬれ烏がらす 艶あでやかに香かおった