クラブ・アンリアリティ 歌詞 キタニタツヤ ふりがな付

悲かなしみで溢あふれている極彩色ごくさいしきの仮想かそう空間くうかんにて
青あおい鳥とりたちは今日きょうも午前ごぜん3時じの孤独こどくをさえずってる

「ねぇどうして、彼女かのじょらはサッド・ガールを気取きどっているの?」
「数すう万年まんねん単位たんいで仕込しこまれてきた遺伝子いでんしのせいだってこと!」

天国てんごくなんてここにはないよ
わかってたでしょ
でも大丈夫だいじょうぶだよ
現実げんじつなんて逃にげ出だして
ねぇきみもおいでよ
クラブ・アンリアリティへ

あの日ひからずっとそうだ
逃にげ場ばがない、悲かなしみの置おき場ばがない
ヤケクソの子供こどもたちをゲームボーイだけが救すくってきたんだ

「ねぇどうして、信しんじていた『天国てんごく』は見当みあたらないの?」
「数すう千年せんねん単位たんいで仕掛しかけられていたドッキリだったってこと!」

真実しんじつなんてどこにもないよ
わかってたでしょ
でも大丈夫だいじょうぶだよ
極彩色ごくさいしきマシマシのサイケな夢ゆめを見みようぜ
クラブ・アンリアリティで

「寂さびしい」と繰くり返かえすだけの、プログラムに成なり下さがったきみも
素敵すてきだと思おもうよ

天国てんごくなんてここにはないよ
わかってたでしょ
でも大丈夫だいじょうぶだよ
現実げんじつなんて逃にげ出だして
ねぇきみもおいでよ
クラブ・アンリアリティ

たったひとつの逃にげ場所ばしょなんだ
それぞれの悲かなしみが許ゆるされてる
死しんでみるのはまた今度こんど
何なにして遊あそぼうか?
クラブ・アンリアリティで